1,800円以上の注文で送料無料

産業財産権標準テキスト 総合編 第4版 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/03/28

筑波大学の授業科目「知的財産と技術移転」の教科書。 制度が具体例によりわかりやすい。 基礎的な内容で、大学の「知的財産のしくみ(特許編)」の参考書としても適当である。有名企業の具体例(成功事例)が数多く紹介される。厳密をきすためだろうが所々、法律の条文を引用したような妙な言い回...

筑波大学の授業科目「知的財産と技術移転」の教科書。 制度が具体例によりわかりやすい。 基礎的な内容で、大学の「知的財産のしくみ(特許編)」の参考書としても適当である。有名企業の具体例(成功事例)が数多く紹介される。厳密をきすためだろうが所々、法律の条文を引用したような妙な言い回しがある他は、誰にでもわかりやすく書いてある。 あくまで国家の方針と制度の理解までに留められている。発明したアイデアが特許権が取得できるようなものかどうかは判断できるようになるが、どうアイデアを練るべきか、特許請求の文章の書き方は書かれていない。読んだからと言ってすぐ出願できるようになるわけではない。 1ページ内で内容が完結するよう工夫されていて非常に良いと思う(が、1箇所だけ2ページに渡っている文章があって惜しい)。 目次 0.プロローグ 1.特許 2.意匠 3.商標 4.活用 5.著作権 6.育成者権(種苗法) 7.不正競争防止法

Posted byブクログ