子どもが地球を愛するために の商品レビュー
副題に「<センス・オブ・ワンダー>ワークブック」とあるように、本書は子供たちの<生命や自然の神秘、不思議さに目を見張る感性>を育むための手引書である。 好奇心、探検、発見、シェアリング、情熱の5つのカテゴリーごとにショート・ストーリーとそれぞれの活動マニュアル、アクティビティ、補...
副題に「<センス・オブ・ワンダー>ワークブック」とあるように、本書は子供たちの<生命や自然の神秘、不思議さに目を見張る感性>を育むための手引書である。 好奇心、探検、発見、シェアリング、情熱の5つのカテゴリーごとにショート・ストーリーとそれぞれの活動マニュアル、アクティビティ、補足情報がついている。巻末には、原書の著者の一人であるジョセフ・パッシノにより「アメリカで活躍した4人のエコロジスト」として、レイチェル・カーソン、ジョン・ミュアー、アルド・レオポルド、シガード・オルスンの紹介文が、また資料として自然体験プログラム関係の施設や機関の一覧が掲載されている。 もともとアメリカで行われていたものの翻訳がベースであることもあって、多少の違和感があるのは否めないが、それよりもこうした教科書やプログラムに沿って子供たちをあちこちに連れ出してあげたり、様々なアクティビティを用意してあげなければいけなのかということに、むしろ驚きを覚える。
Posted by
- 1