はじめてのゲーム理論 の商品レビュー
私と違って、数学が「好き・得意」の人が見ている世界はどんなものだろうと興味があり手に取った本。「ケーキを分ける時にもめない方法」、帰りに3人でタクシーに乗り、順番に降りていく時にどれくらいお金を払って降りるべきか(「逐次費用分担法」)など、興味深い「ゲーム理論」がいくつかあった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ゲーム理論がわかりやすく解説されている。特に、囚人のジレンマが量子ゲーム理論ではナッシュ均衡の解が存在する事と量子相関の関係が見てとれ、興味深い。
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ナッシュ均衡、パレート効率性といったゲーム理論の基本となることが具体的に学べる。量子ゲームという考え方を初めて知った。また、参考図書が難易度別にたくさん掲載されているので、さらに勉強したいと思っても困らないようになっていて素晴らしいと思った。
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ナッシュ均衡とパレート効率性が一致しないジレンマは解決できるか? 人間社会の限界をも示唆するゲーム理論を学んで、したたかに生きよう。
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なんとなくゲーム理論の基礎的な知識が身についた。この本には応用系の話題、コラムのような基礎知識を身につけるためのインセンティブに欠けているようにも思えた。あと数学などの取り決めみたいなものに疎いせいか、いきなり説明なしに数式化、図化されて、読み取るのに時間を要した。 でも入門書と...
なんとなくゲーム理論の基礎的な知識が身についた。この本には応用系の話題、コラムのような基礎知識を身につけるためのインセンティブに欠けているようにも思えた。あと数学などの取り決めみたいなものに疎いせいか、いきなり説明なしに数式化、図化されて、読み取るのに時間を要した。 でも入門書としては良いのかな。第7章「量子ゲーム」は読まなかった。 そもそも結構斜め読み。
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ぉわー。 また大分内容を忘れてしまった。。 とりあえず、ゲーム理論って、囚人のジレンマくらいしか知らなかったけど、もうちょっといろいろあったんだね、っていう(笑)。 そして、なんで「ゲーム理論」というかって、実際、ポーカーとかのゲームで勝つ可能性を最大化させる研究から始まっている...
ぉわー。 また大分内容を忘れてしまった。。 とりあえず、ゲーム理論って、囚人のジレンマくらいしか知らなかったけど、もうちょっといろいろあったんだね、っていう(笑)。 そして、なんで「ゲーム理論」というかって、実際、ポーカーとかのゲームで勝つ可能性を最大化させる研究から始まっているっぽぃ。 ある意味新しく、また理解もなかなか難解(?ついパレート最適とかを考えてしまうから、というだけですが)なのは、ナッシュ均衡の考え方。 つまり、「自分も相手も、お互いに相手の予想通りの戦略を選ぶことが、お互いにとって最善になっている状態」(p. 30)。 まぁなんていうか、予想が大方できる場合の話かな、という感じですが。 あとは、平等性(絶対的1/2)と衡平性(各自納得の1/2)が異なる話とかは面白かったかな。 きちんと1/2にしたいときのナイフ移動方の話とかも分かりやすいし、またなんとも賢いな、と感じて面白かったな。 そうそう、あと、まさかゲーム理論が選挙の1票の平等性とかの話にもつながっていくんだ!と思ってちょっとびっくりした。 その辺は、またほかの本も読んだりして、深められたらいいなぁ。(いつか 笑)
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ナッシュ均衡って聞いたことあるというレベルだったので面白く読めました。ゲーム理論の入門書としてオススメ
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ゲーム理論について、基本的な考えを実に分かりやすく解説した本です。 ほんとに過不足なく、素晴らしくまとめていると思いました。特筆すべきがない、というのは、おそらく最大の賛辞なのではないかと思うほどに、入門書としてまとまっています(笑)
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「ビューティフル マインド」という映画を観た。どこまでが現実でどこからが妄想なのか、すぐには分からなかった。そこに登場する主人公がジョン・ナッシュ。本書に何度も登場するナッシュ均衡を唱えた人物。ナッシュ均衡が何なのかを知りたかった。読んでいるときは分かったつもり、けれど今説明しよ...
「ビューティフル マインド」という映画を観た。どこまでが現実でどこからが妄想なのか、すぐには分からなかった。そこに登場する主人公がジョン・ナッシュ。本書に何度も登場するナッシュ均衡を唱えた人物。ナッシュ均衡が何なのかを知りたかった。読んでいるときは分かったつもり、けれど今説明しようとしてもできない。それでも、ゲーム理論のおもしろさは伝わってくる。人間の行動をうまく数値化して、最善策を考える。共有知識という概念はおもしろかった。メールで何度やり取りをしても、今日のデートはキャンセルということが2人の間の共有知識にはなりえない。(直接電話で話をした段階で共有知識になるのか?)量子力学を使ったゲーム理論は何だか煙に巻かれた感じだが、新しい発想としておもしろく感じた。ゲーム理論を活用して、手を抜きがちな労働者にしっかり働かせるヒントがコラムで紹介されている。そこから、子どもたちにも家庭でしっかり取組んでくれるような方法を見つけ出したい。
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内容盛り沢山、だがたしかに盛り沢山すぎて各章の印象が薄く、かつ理解が難しくなっていると思う。 特に最終章に量子力学との関連を持ってきた点は、発展中の学問だけに、徒に話をややこしくしてしまったのではないか。 ただ、あとがきにあるように、パレート効率性とナッシュ均衡の概念を、この...
内容盛り沢山、だがたしかに盛り沢山すぎて各章の印象が薄く、かつ理解が難しくなっていると思う。 特に最終章に量子力学との関連を持ってきた点は、発展中の学問だけに、徒に話をややこしくしてしまったのではないか。 ただ、あとがきにあるように、パレート効率性とナッシュ均衡の概念を、この一冊で把握することはできた。 それはゲーム理論、という考え方について本書が各方面からアプローチしてくれた結果だと思う。その点、作者の狙いは満たされていると言えよう。 総括するに、たとえば高校生が取り組む入門書としては難解だが、ある程度の時間をかけてゲーム理論に取り組もうとする者の入門には推奨できるのではないか。
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