女たちの武装解除 の商品レビュー
序盤いくつかのエッセイがとてつもなく面白い。 特に息子さんたちが新日本プロレスの赤いTシャツを着て・・のくだりは最高。 月刊誌のエッセイのためか同じテーマが続くため、後半少し飽きてくるとこもあるけど、つまみ読みするにはとてもおもしろい本です。
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「黒いトロイカ体制で」など編集に口説かれ、セレブママ御用達雑誌VERYの黒連載3つの中に数えられた連載をまとめたもの。もともとラジオで「イケダン」批判をしていたところを連載の話がというエピソードもなかなか太っ腹な編集部である。 セレブ批判や子育てする立場での本音が楽しい文章でつづ...
「黒いトロイカ体制で」など編集に口説かれ、セレブママ御用達雑誌VERYの黒連載3つの中に数えられた連載をまとめたもの。もともとラジオで「イケダン」批判をしていたところを連載の話がというエピソードもなかなか太っ腹な編集部である。 セレブ批判や子育てする立場での本音が楽しい文章でつづられる。 バブル世代前後の人にはかなり「わかる」内容。 著者自身もセレブ世界に足を踏み入れながらも葛藤しているが、そこを楽しめるかどうかは人によるかもしれない。
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『人と関わることは、いつも思うようにならなくて、好きだったり嫌いだったりしながら、互いに少しずつ変わっていくもの。その濃密な味わいを誰よりも近いところで分かち合うのは、きっと幸せなことなんじゃないか。家族って。」 この人の表現好きだな〜視点も。 ただ、大変な場所で闘っているよう...
『人と関わることは、いつも思うようにならなくて、好きだったり嫌いだったりしながら、互いに少しずつ変わっていくもの。その濃密な味わいを誰よりも近いところで分かち合うのは、きっと幸せなことなんじゃないか。家族って。」 この人の表現好きだな〜視点も。 ただ、大変な場所で闘っているようにも見える。
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「受かったって落ちたっていいよ。あなたの価値は、そんなことで変わらないから。」 受験する子供にかける言葉。さとなおさんの「そっちの方がいい人生。」もそうだけど、端的に表現できる力って素晴らしいと思う。 「傍から見たら見栄えのしない暮らしでもその人にとってかけがえのないものがそ...
「受かったって落ちたっていいよ。あなたの価値は、そんなことで変わらないから。」 受験する子供にかける言葉。さとなおさんの「そっちの方がいい人生。」もそうだけど、端的に表現できる力って素晴らしいと思う。 「傍から見たら見栄えのしない暮らしでもその人にとってかけがえのないものがそこにはあるんだ、と想像することができない人は、どんなに優雅な言葉を使っても浅薄な物言いしかできない。」 ついつい人のことには、無関心になって、無価値なものだと決めてかかる傾向はあるような気が。気をつけないと。 「人生には採点係がいると信じていたころ、私はとても苦しかった。頭の中には太い筆を持った噂好きの番人が住みついていました。私は何年もかかってそいつを追いかけ回して、顔を見てやろうとようやく組み伏せました。そしたら15の私もおとなの私も、そいつと同じ顔をしていたのです。ママじゃなかった、友達じゃなかった。採点係は、私だったのです。」 15歳の自分に語りかける形の「あとがき」。 こんなにきれいな顔とスタイルで、商社マンの子で、帰国子女で、女子アナで… でも、同じように苦しんできたんだなあ、と思うし、その苦しみから、自分だけでなく、みんなで遠ざかろうとしている、その優しさに感動しました。 15歳の僕はなんていうかな。
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待って待ったかいがあった。 図書館の予約待ちが残り1からまったく進まなくて、 前の人が返してくれなかったら私はどうなるのだ、と思った。 前の人が、手元にずっと置きたくなるくらい 繰り返し読みたくなるような本でもあり、 子育て中に読むのが単に時間がないからという理由の気もするし。 ...
待って待ったかいがあった。 図書館の予約待ちが残り1からまったく進まなくて、 前の人が返してくれなかったら私はどうなるのだ、と思った。 前の人が、手元にずっと置きたくなるくらい 繰り返し読みたくなるような本でもあり、 子育て中に読むのが単に時間がないからという理由の気もするし。 VERYでおなじみ、大好きな小島慶子さんのエッセイ。 子育てには、傍からみれば大したことないじゃん、と 共感してもらえそうにない、ささいな? それでいて当の母親にすると心底疲れる、 大変な場面がいっぱいある。 そのことを小島さんは、美化せず書いてくれる。 わかってほしい誰かに、読んでほしい。 夫など。 文章がきれいなのも好き。 小島さんのあとに子育てできて、わたしはラッキーだ。
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図書館にて。 このコラムが連載されている「VERY」を時々買っているので、読んだことのある文章も載っていたけれど、その時から感じていたのは、作者自身の親との確執と反発、それを自分の子育てとどう融合させようかという葛藤。 多少選ぶ言葉はきついものもあるけれど、文章も嫌いじゃないし、...
図書館にて。 このコラムが連載されている「VERY」を時々買っているので、読んだことのある文章も載っていたけれど、その時から感じていたのは、作者自身の親との確執と反発、それを自分の子育てとどう融合させようかという葛藤。 多少選ぶ言葉はきついものもあるけれど、文章も嫌いじゃないし、闘う姿勢も嫌いじゃない。 時々子供相手にも感情的にヒステリックになるのはどうかと思うけど。旦那さん大変。 エリートらしいご実家に育ち、お嬢様学校を出てアナウンサーになった作者だけれど、もっと庶民的に育っていたらどうなっていたのだろう。もっと穏やかな人だったかも。 逆境こそ原動力。 自分の育ちや家庭環境への怒りがこの人のパワーであり、おおもとを作っている気がする。 今だに、エリートならではの価値観への嫌悪感たっぷりの批判的な文章を、よりによってそんな人満載の雑誌に連載しているけれど、 そんな文章を繰り返し読んでいると結局そこにこだわっているように思えてならない。 あるいは批判しつつも同族嫌悪をいうか、気になる、気にしてるということじゃないのかな。 ブランドにもこだわらない、学歴も気にしない、庶民といわれる人々についてのやりとりや良さなどが書かれないのは突込みどころがないせい?書くことがたまたまないせいだけなんだよね? もっと肩の力を抜いてもいいんじゃないのかなあと、同年代としていたわりの気持ちも持ったりして。
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通っているジムにある雑誌【VERY】の中で一番好きな小島慶子さんのコラム集。剛で斬。男前な文章に惚れ惚れします。ただ私はセレブではないので、客観的に楽しく読んだだけ。ママではあるので母としての共感は凄くあります!向こう側(簡単に高学歴な勝ち組って言えばいいかなあ?)ならではの苦悩...
通っているジムにある雑誌【VERY】の中で一番好きな小島慶子さんのコラム集。剛で斬。男前な文章に惚れ惚れします。ただ私はセレブではないので、客観的に楽しく読んだだけ。ママではあるので母としての共感は凄くあります!向こう側(簡単に高学歴な勝ち組って言えばいいかなあ?)ならではの苦悩や何者かにスポイルされた生き苦しさへの共感は難しい。なので、何だかんだでセレブなVERY読者宛のお守り本なのだろうなあと思います。小島慶子さんの言葉は実体験という背景がしっかりと見えて好きです。背景は違うけど、お互い子育て頑張りまっしょい♪
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雑誌『VERY』は歯医者等でしか読んだ事が無いのですが、私も世代的にはど真ん中。 VERYからは程遠い子育て主婦として読んでみるとなかなかに痛快でした。 前評判からはもっと痛烈な内容かと思ったのですが、期待していたほどではありませんでした。 いい事は言ってくれてるんだけど、セレ...
雑誌『VERY』は歯医者等でしか読んだ事が無いのですが、私も世代的にはど真ん中。 VERYからは程遠い子育て主婦として読んでみるとなかなかに痛快でした。 前評判からはもっと痛烈な内容かと思ったのですが、期待していたほどではありませんでした。 いい事は言ってくれてるんだけど、セレブで生真面目な優等生の殻を破ろうとして破り切れていないような……そんな印象。 でも、小島さんでないとエッセイ連載のオファーも来なくて単行本になるほど共感も得られなかったんでしょうね。
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VERY連載のエッセイが面白くて読んでみた。セレブママを痛烈辛口批判。傍から見ればセレブな著者ならではのご意見。セレブ街道を歩く子育て中のあなたにぜひ読んでもらいたい一冊よん。
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セレブママを斜めからみた本。 おもしろいけど、そういう著者も十分セレブママだと思うんだけどねぇ。 いいことを言っていると思うところもあるけど、?と思う内容もあったり。
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