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長い廊下がある家 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2019/12/27

「いつもとは違うこと」を楽しみながら読めた。 四篇とも面白かったけど、特に雪と金婚式は雪がふる謎にほっこりできた。 生きたいのか。死にたいのか。隠したいのか。明かしたいのか。 火村英生が挑むのは、事件の謎と、それを犯した心の謎。 煽り文句が印象的。

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2019/06/14

いつもの二人を思うと、アリスだけしか出てこない回があったり、ちょっと掛け合いが物足りない気がしないでもありません。またいつもとはちょっと毛色が違うものが多いのですが、二人はやはりそれぞれ「らしい」ので安心して読めます。表題作はアリスの謎解きに笑ったのですが自分も違ってました…。「...

いつもの二人を思うと、アリスだけしか出てこない回があったり、ちょっと掛け合いが物足りない気がしないでもありません。またいつもとはちょっと毛色が違うものが多いのですが、二人はやはりそれぞれ「らしい」ので安心して読めます。表題作はアリスの謎解きに笑ったのですが自分も違ってました…。「ロジカル・デスゲーム」はすごく緊張しました。火村先生もこんなに緊張する10秒はなかったでしょう。見事としか言いようがないです。この問題は知っていて理論的にもわかるのにそれでもいつもなんだか騙されているような気がするのです。

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2018/09/08

初めて読んだ。 ドラマ化されてるのは知ってたけど、ドラマも見ていないし。 短編集なので、気軽に読めた。 読みなれない文章なので、少々読むのに時間がかかる。 他のも読んでみようかな。 *** 廃村に迷い込み、辿り着いた“幽霊の出る”家。そこには、隣の家と地下で繋がる、長い長い廊...

初めて読んだ。 ドラマ化されてるのは知ってたけど、ドラマも見ていないし。 短編集なので、気軽に読めた。 読みなれない文章なので、少々読むのに時間がかかる。 他のも読んでみようかな。 *** 廃村に迷い込み、辿り着いた“幽霊の出る”家。そこには、隣の家と地下で繋がる、長い長い廊下があった。一方、老夫婦の住む屋敷の離れには、ネズミ講で多くの人を騙し、かろうじて収監を免れた男が転がり込んでいた。あまり使われなくなった別荘では、事故とも自殺ともつかない転落死体が発見され、三つのコップの一つには、トリカブトの毒が入っている―。多彩な事件、鮮やかな解決、わだかまる人間心理の闇。苦味も極上の本格推理傑作集。

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2018/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世のミステリー、特にホームズ+ワトソン系は、事件への絡み方から役割分担まで様々な制約があるせいで、よくあるパターンに陥りがちだけど、作者が意識してるだけでこんなに違うんだねー。 特に「雪と金婚式」が良かった。犯行を推理した直後に記憶喪失になった関係者の推理内容を推理する、なんて斬新な設定では。まあ、素敵な金婚式を迎えられた老婦人が微笑ましくて、っていうのところもあるかな。

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2013/12/05

アリスと火村の短編集。 『長い廊下がある家』は、なんとなくトリックに想像がついた。 アリスの推理に珍しく甘すぎる火村先生に違和感を感じえなくて思わず笑ってしまうw 『雪と金婚式』はとっても綺麗な情景の殺人事件。 事件自体より、老夫婦の美しい暮らしぶりにほっこりする。 ...

アリスと火村の短編集。 『長い廊下がある家』は、なんとなくトリックに想像がついた。 アリスの推理に珍しく甘すぎる火村先生に違和感を感じえなくて思わず笑ってしまうw 『雪と金婚式』はとっても綺麗な情景の殺人事件。 事件自体より、老夫婦の美しい暮らしぶりにほっこりする。 『天空の眼』は、珍しくアリスが一人でがんばる話。 お隣の英語の先生とくっつけばいいのにw 『ロジカル・デスゲーム』が一番好き。 じゃんけんもだけど、意外にこういうのも論理的なものなのね。 あくまで「確率」だから実際どうなのかわかんないけど。 しかし、突然死の危険に突き落とされる火村先生は災難ですね。 文庫本の装丁より、ハードカバーのが好きだった。 ちょっと残念。

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2013/05/05

表題以外は、トリックに特に驚く要素はなかったけど余韻が好き。表題は中編で、トリックは正直「そうきたか」と思ったけど、動機や諸々は…うーん。普通。

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2013/04/30

火村シリーズの短編集。 ころっと騙されるアリスが相変わらずで微笑ましい「長い廊下がある家」、読後にほんのりと暖かい気持ちになる「金婚式」、火村がほとんど登場せずにアリスが活躍する「天空の眼」、推理ものというよりは確率論が際立つ「ロジカル・デスゲーム」と4編が収録されており、それぞ...

火村シリーズの短編集。 ころっと騙されるアリスが相変わらずで微笑ましい「長い廊下がある家」、読後にほんのりと暖かい気持ちになる「金婚式」、火村がほとんど登場せずにアリスが活躍する「天空の眼」、推理ものというよりは確率論が際立つ「ロジカル・デスゲーム」と4編が収録されており、それぞれのストーリーの性格が見事なまでにバラバラで読み応えのある一冊。

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2013/03/14

新刊!と思って読んだら、なんだか読んだことあるような…? 途中で、同名の新書が出てることに気づきました。新書で一回読んでた~!でもまあいい感じにストーリー忘れてたのでもう一度楽しく読みました。 火アリシリーズ。表題作もですが、火村先生ファンとしては「ロジカル~」がやっぱり好きです...

新刊!と思って読んだら、なんだか読んだことあるような…? 途中で、同名の新書が出てることに気づきました。新書で一回読んでた~!でもまあいい感じにストーリー忘れてたのでもう一度楽しく読みました。 火アリシリーズ。表題作もですが、火村先生ファンとしては「ロジカル~」がやっぱり好きです。

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2012/11/01

長い廊下がある家読了。なんか有栖川さんにしては珍しく、けっこうトリックがおもしろかった。表題作はほんとお手本みたいなミステリ。ロジカルデスゲームは、あーこれが火村先生かっこいー!って言ってたやつか!って思ったんだけど、かっこよくて爽快感あったんだけど、あれどう考えてもまとめが……

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2012/09/14

いつものフィールド・ワークとは違い、火村准教授が罠に嵌められてしまう、「ロジカル・デスゲーム」が良かった。火村准教授の機転と冷静な判断力に乾杯!

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