鉄道は生き残れるか の商品レビュー
著者の回答は、穏やかな縮小均衡を目指すべき、というもの。 リニアモーターカーは、経済的に、採るべきでない選択。
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鉄道を飛行機と自動車の間の「巨大なすき間産業」と捉え、その可能性と限界を数字を元に冷静に分析。貨物輸送の廃止、ローカル線の廃止やBRT化、整備新幹線や青函トンネルの廃止など、一見極論ではあるが、フラットに考えればごく妥当な話だと感じる。
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全般的な意見は賛同できませんでしたが、新幹線に関してのみ賛同。 今後開業予定の北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線長崎ルートに関しては課題が多すぎますね。 鉄道が環境に良いという意見も多いようですが、 これを読んだ後に更に勉強してみようかと思います。
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職場の本屋の平積みから購入。 鉄道の見通しは暗い。 (1)現在の鉄道で輸送密度が4000人以下でバスの方が圧倒的に有利な路線が全体の路線の3分の1もある。8000人以下でみると半分を超える。(p167) これは衝撃的。本当は半分の路線はバスに変えた方が効率的。 (2...
職場の本屋の平積みから購入。 鉄道の見通しは暗い。 (1)現在の鉄道で輸送密度が4000人以下でバスの方が圧倒的に有利な路線が全体の路線の3分の1もある。8000人以下でみると半分を超える。(p167) これは衝撃的。本当は半分の路線はバスに変えた方が効率的。 (2)JR貨物は、鉄道使用料を旅客会社から負けてもらい、三セク鉄道部分は運輸機構から補填してもらっててなんとか黒字にみせかけている。これを通常のコスト計算にしたら赤字。(p183) 本来、b to bの輸送について、なぜ、旅客の利用者が負担しなければいけないのか。そもそも著者はJR貨物は尊厳死しかないと言っている。 (3)リニアは、名古屋までであれば、現在の飛行機の代替にもならない。むしろ通常の新幹線方式でそのまま山陽新幹線に乗り入れた方が効率的。もうかりすぎるJR東海の道楽。(p217) 空港も各県に一つずつ作って、高速道路も第二東名までつくって、さらにリニアをつくる職場の本屋の平積みから購入。 鉄道の見通しは暗い。 (1)現在の鉄道で輸送密度が4000人以下でバスの方が圧倒的に有利な路線が全体の路線の3分の1もある。8000人以下でみると半分を超える。(p167) これは衝撃的。本当は半分の路線はバスに変えた方が効率的。 (2)JR貨物は、鉄道使用料を旅客会社から負けてもらい、三セク鉄道部分は運輸機構から補填してもらっててなんとか黒字にみせかけている。これを通常のコスト計算にしたら赤字。(p183) 本来、b to bの輸送について、なぜ、旅客の利用者が負担しなければいけないのか。そもそも著者はJR貨物は尊厳死しかないと言っている。 (3)リニアは、名古屋までであれば、現在の飛行機の代替にもならない。むしろ通常の新幹線方式でそのまま山陽新幹線に乗り入れた方が効率的。もうかりすぎるJR東海の道楽。(p217) 空港も各県に一つずつ作って、高速道路も第二東名までつくって、さらにリニアをつくる。つくることが、目的ではなく、必要な旅客需要、貨物輸送需要にどうやって効率的に対応するかが、日本の国力を決める。もう少し、国益にたって、選択と集中というか、無駄な事業をやめたらどうか。 。
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