現代仏教論 の商品レビュー
現代仏教論と言うよりは、現代において死とどう関わっていくかを 仏教の立場から考えようという本か。特に東日本大震災との関係で 死と死者を見つめ直そうとする第1章は、年末に祖母を亡くした私に とって(たとえそれが不慮の事故や災害によるものではなく、天寿を 全うしたと言ってもいい最後で...
現代仏教論と言うよりは、現代において死とどう関わっていくかを 仏教の立場から考えようという本か。特に東日本大震災との関係で 死と死者を見つめ直そうとする第1章は、年末に祖母を亡くした私に とって(たとえそれが不慮の事故や災害によるものではなく、天寿を 全うしたと言ってもいい最後であったとしても)、響くもの大の 内容であった。 私も今年の誕生日が来ればとうとう50歳。そろそろ真面目に死と 向き合う頃が来たのかも知れない。
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日本人固有の宗教観から現代思想を構築するユニークな試み。ただし裏付けとなる論証が不十分で、もの足りなさが残る。
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