十五夜物語 の商品レビュー
夢見小僧の不思議な冒険物語。夢枕獏の文と寺田克也の絵が,ギアナ高地の自然の息吹を感じさせ刺激的。水晶宮の飢ゑずの宝玉を割った時,長い旅路の果てが見えた気がした。
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なんとなく、 夢枕獏先生は白川静とか読んでる感じがする。白川文字学の髄の部分を、あのマンガキチガヒが消化すると、出て来るやうな表現が出てるみたいな。 魚とか、いろいろが出て来る。釣りに関して夢枕獏先生のモロですよ御開帳を寺田先生が気合入れて書いた感じはする。 うん。寺田克...
なんとなく、 夢枕獏先生は白川静とか読んでる感じがする。白川文字学の髄の部分を、あのマンガキチガヒが消化すると、出て来るやうな表現が出てるみたいな。 魚とか、いろいろが出て来る。釣りに関して夢枕獏先生のモロですよ御開帳を寺田先生が気合入れて書いた感じはする。 うん。寺田克也作品は、「寺田克也作品を見るぞぉっ!!」とか気合入れてみないと食はれる。しかもスクリプトってふのかな担当が夢枕獏大先生である。相当気合入れて読まないとこちが倒れる。さう言ふ作品で良い筈。
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贅沢過ぎた…。これが1500円。 流通が自力の方がよく題材になされるようなでも達人が手掛けるとこうなるっていう。わかりやすい。
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私の好きな数少ない作家のうちの一人夢枕獏と、我らが猿王、寺田克也 がタッグを組んだ、絵物語。二人の情熱がぶつかり合ってなかなかの 読み応えのある本になっている。内容がよくわからないと言う人が 多いとは思うが、こういう本はそれこそ「考えるな感じろ」という ことではないだろうか(笑)...
私の好きな数少ない作家のうちの一人夢枕獏と、我らが猿王、寺田克也 がタッグを組んだ、絵物語。二人の情熱がぶつかり合ってなかなかの 読み応えのある本になっている。内容がよくわからないと言う人が 多いとは思うが、こういう本はそれこそ「考えるな感じろ」という ことではないだろうか(笑)。しかし猿王はやっぱ絵が上手いなぁ。 ただせっかくのその絵がノドによって見にくいのが実に残念。 これ倍の大きさで紙芝居みたいなスタイルで出してくれないかなぁ。
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寺田克也さんと夢枕獏さんとの共同作品。 どちらかが全面に立ち、もう片方が後ろから支える的な感じではなく、本当に丁度いい力加減でお互いがお互いを引き立て合っている、ステキな本でした。 開始からぐっと引き込まれる、寺田さんの絵に負けない濃密な文章。 お二人の旅の途中に書いたそうですが...
寺田克也さんと夢枕獏さんとの共同作品。 どちらかが全面に立ち、もう片方が後ろから支える的な感じではなく、本当に丁度いい力加減でお互いがお互いを引き立て合っている、ステキな本でした。 開始からぐっと引き込まれる、寺田さんの絵に負けない濃密な文章。 お二人の旅の途中に書いたそうですが、とても濃密な旅だったことを連想させる中身でした。 こんな旅が出来たら幸せだろうな。
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とにかく絵が凄い。流石の作者も脱帽だろう。詩篇と言ってよいほどの文章から、良くこれほどの絵がかけるものだ。また、活字を利用して動きを表現するのは、作家のデビュー作だったか、蛙の話を彷彿させるものだが、これは作家の作意だったのか画家の作意だったのか分からないが、後者だとすると作家へ...
とにかく絵が凄い。流石の作者も脱帽だろう。詩篇と言ってよいほどの文章から、良くこれほどの絵がかけるものだ。また、活字を利用して動きを表現するのは、作家のデビュー作だったか、蛙の話を彷彿させるものだが、これは作家の作意だったのか画家の作意だったのか分からないが、後者だとすると作家へのオマージュなのだろう。旅の話であるが、旅の途上で一夜毎に話を創作し、それに絵をつけたのが15夜ということで、画家にとっては大いなる挑戦であったことが想像されるが、その作家の挑戦に見事に答えたものとなっている。勝ち負けではないだろうが、これは素直に画家の圧勝だろう。
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図書館でピックアップされていた。表紙が凄くて手に取った。 とにかく絵が凄い。壁におおきく伸ばして飾ったものがみたくなった。読んだ感じは人それぞれだと思います。
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