原典による生命科学入門 の商品レビュー
こういう有名どころは意外と読んでいないのですが、まとめて読めてしまいました。とくによかったのは、 ヒポクラテス「神聖病について」 アリストテレス「動物部分論」 ベルナール「実験医学序説」 ラマルク「動物哲学」 ワトソン・クリックの「デオキシリボ核酸の分子構造」は最も重要な論文...
こういう有名どころは意外と読んでいないのですが、まとめて読めてしまいました。とくによかったのは、 ヒポクラテス「神聖病について」 アリストテレス「動物部分論」 ベルナール「実験医学序説」 ラマルク「動物哲学」 ワトソン・クリックの「デオキシリボ核酸の分子構造」は最も重要な論文なはずなのですが、内容はさっぱりわからないところがおもしろい。
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流し読みで一通りの重要な情報が得られるのはありがたい.ただ,やはりここに出ている内容くらいはそれぞれちゃんとした原典にあたりたいものだ.
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素人の当方には少々原典は難しく、情けないが各章の解説の方が有難かった。 しかし幾つかはっとさせられる部分があり、流石に歴史に残る著作群。 特にベルナールの「生体に因果関係がある保証はないが、公理として信ずべき。すべての学説を疑ってかかるべきだが、決定論のみ疑っては科学の進歩は止ま...
素人の当方には少々原典は難しく、情けないが各章の解説の方が有難かった。 しかし幾つかはっとさせられる部分があり、流石に歴史に残る著作群。 特にベルナールの「生体に因果関係がある保証はないが、公理として信ずべき。すべての学説を疑ってかかるべきだが、決定論のみ疑っては科学の進歩は止まる」旨の主張個所は非常に奥深い話だと考える。 例えばこの論法の「社会」科学への適用の是非などを考えると、この意見は極めて含蓄深い。
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