天海譚 戦川中島異聞 天佑、我にあり(上) の商品レビュー
天海が秀忠、家光に回顧談として川中島を語るという、ストーリー。場面の入れ替わりが頻繁であり、多方面から場面を語っているところは、より臨場感を感じた。
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最強騎馬軍団を誇る武田信玄と無敗の四天王を率いる上杉謙信。たまさか同時代に生きた史上稀に見る二人の偉大な武将は、狭隘地川中島で死闘を繰り広げた。ほとんど互角の戦いの勝者を知るのは天のみ。それぞれが知の限りに敵を読み、自軍をどう配したのかという大胆な解釈で戦国最大の合戦を活写する!
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歴史小説と云うよりは川中島合戦を舞台にしたハードボイルド小説。 上巻は物語の序章的位置づけで、淡泊な流れということもあって星三つ。 下巻は合戦譚本章として、臨場感あふれる筆致で描かれており、星四つ。特に影家と信繁の一騎討ちの場面は秀逸で、これだけでも本作品読む価値あると思う。
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