ぽちのきたうみ の商品レビュー
▼ちひろ美術館にて。この日読んだもので、好みではいちばんかもです。 ▼女の子がいます。海に遊びに来ました。なんだけど、飼い犬のポチはうちでお留守番です。海に来た。麦わら帽子に水着です。波打ち際です、波が呼びます。それでもなんだか楽しくない。ポチがいないから楽しくない。ポチと一緒...
▼ちひろ美術館にて。この日読んだもので、好みではいちばんかもです。 ▼女の子がいます。海に遊びに来ました。なんだけど、飼い犬のポチはうちでお留守番です。海に来た。麦わら帽子に水着です。波打ち際です、波が呼びます。それでもなんだか楽しくない。ポチがいないから楽しくない。ポチと一緒に遊びたい。やっぱりポチに来て欲しい。‥‥で、具体に親的な段取りがどうなったのか知りませんが(笑)、ポチがそこにやってくるんです。大変に嬉しいのです。ポチと走り回るのです。ああ、楽しいな。 ▼という話です。この女の子の心情の、アップダウンがわがままが。ざらりと明確な肌触りでキラキラしてるんです。ポチがきたあとの多幸感とか躍動感っていったらもう、ロケット発射で宇宙に突き抜けんばかりです。ちょっともうそのココロが動き出す感じが本当にタマりません。パチパチ。スバラシイ。もう泣けてきます(笑)。
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こども時代の夏休みはどうしてあんなに長く永遠に続くように感じるのか。 飼っている犬に手紙を書いて海辺の田舎へ来てもらう。 そこから彼女の本当の夏休みは始まる。 動物に対する少女の素直な愛がすがすがしいお話。
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岩崎ちひろ絵本原画展で初めて見た。 いぬえほん。 どこをとっても、すべてが優しさに満ちている。満ち溢れている。 こんななんというか、やさしいきもちになれる絵本、いいなあ。
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