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回廊封鎖 の商品レビュー

3.2

41件のお客様レビュー

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  4. 2つ

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2012/10/21

これといったヤマがない。最後のシーンは映画化でもすれば面白いかもしれないが文字だと伝わらないように思う。

Posted byブクログ

2017/09/20

消費者金融の深みにはまり、多額の利子の返済や 厳しい取り立てで人生を破綻させられた者たちが 当時の社員や役員に復讐をする話。 彼らの生きるかてとなっているもの 彼らが求めているものは何なのか・・・なんですが ところどころ引き込まれる所はあるものの 全体がぼんやりした感じで浅い...

消費者金融の深みにはまり、多額の利子の返済や 厳しい取り立てで人生を破綻させられた者たちが 当時の社員や役員に復讐をする話。 彼らの生きるかてとなっているもの 彼らが求めているものは何なのか・・・なんですが ところどころ引き込まれる所はあるものの 全体がぼんやりした感じで浅い 人物像が薄いため、加害者、被害者とも 気持ちが寄り添えないため 実況中継を読んでいるような感じ。 復讐を行う者とそれを止めたい捜査員のニアミス的な 所は佐々木さんぽいっ ラストの大舞台を前に緊張も高まりましたが なんという終わり方でしょう・・唖然としてしまいました。 エピローグにも「う〜ん」です。 好きな作家さんゆえにちょっと残念。

Posted byブクログ

2012/10/16

内容(「BOOK」データベースより) 六本木のコンプレックスビルで開催される国際映画祭。アジアン・スターが招待される裏で、香港で実業家として成功する男の来日が噂されていた。羨望を一身に背負った男を標的に、「ある計画」がひそやかに、熱く動き出す。魂が震える、犯罪小説の最高峰。

Posted byブクログ

2012/09/09

大手消費者金融の元社員が、次々と殺害されて・・・ 何となーく分かってはいたものの、やっぱりやるせない。 でも、こういうラストは嫌いじゃない。

Posted byブクログ

2012/09/07

消費者金融に人生を崩壊させられた弱者たちの復讐劇。 あざとい行いでさえも不法にしてしまう「力」に反発を感じながらも、それがまかり通ってしまう現実が辛い。 読み進めながらも重原らにエールを送ってしまった。 最後のページが現実の世界なのかと思うと悲しい。

Posted byブクログ

2012/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ネタバレ】グレーゾーン金利時代に大もうけした後解散した消費者金融会社社長の息子に、かつて厳しい取立で人生を狂わされた債務者の復讐の手が迫る。起、承、転までは実におもしろいんだけど、肝心の結がいただけません。たくさんの人が死んで幕切れはうやむや。脱力の結末でした。モデルの消費者金融会社は武富士だそうです。

Posted byブクログ

2012/08/28

金利の高い消費者金融に金を借り、人生が無茶苦茶になった人たちが起こす行動とは・・・。 消費者金融から借りた人が自殺した事件は社会問題になりました。 モデルとなったのは武富士か?元警視総監の天下りもホント。課税処分の取り消しにより、利子にあたる還付加算金を上乗せした計約2000億...

金利の高い消費者金融に金を借り、人生が無茶苦茶になった人たちが起こす行動とは・・・。 消費者金融から借りた人が自殺した事件は社会問題になりました。 モデルとなったのは武富士か?元警視総監の天下りもホント。課税処分の取り消しにより、利子にあたる還付加算金を上乗せした計約2000億円の返還を国から受ける見通しもホント。

Posted byブクログ

2012/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯人も手口も理由もわかっている殺人事件 犯人を救うかのように、動く刑事と、救われることを求めていない犯人 そして、本当の悪人の怯え、ガードするプロの冷徹さ ドキドキしながら途中でなかなかやめられず、寝不足になりながらも 夢中になって読んだのですが、最後が切な過ぎるーーー

Posted byブクログ

2012/08/25

警察ミステリの領域に踏みとどまってはいるが、ほぼノワール。 こういうストーリーの場合、着地点の予想は比較的容易だ。というか、そこしかないでしょ?と思いながら読んでいたら、それ以上の展開だったので少し驚いた。いろいろ塗り固めてきたのに、簡単に崩すんだなぁ。 別の抜け穴的オチがあ...

警察ミステリの領域に踏みとどまってはいるが、ほぼノワール。 こういうストーリーの場合、着地点の予想は比較的容易だ。というか、そこしかないでしょ?と思いながら読んでいたら、それ以上の展開だったので少し驚いた。いろいろ塗り固めてきたのに、簡単に崩すんだなぁ。 別の抜け穴的オチがあってもよかったのではと思うが、そこまでやったらもうどっぷりノワールになるので、警察小説とのボーダーラインはキープするという作者の意思表示なのかな。 正義は決して法の内側にはないことをテーマにした、評価が分かれそうな作品ではある。新しい試みと受け取れればいいのだろうが、私はこの作者のイヤミスはあまり歓迎したくない。

Posted byブクログ

2012/08/15

悪徳金融会社に人生を壊された人たちの復習譚。 ”犯罪”を犯そうとする人々を守りたいという思いで読み進むミステリー。 サスペンスかな。

Posted byブクログ