いつも「本番に強い人」の心と体の習慣 の商品レビュー
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チェック項目11箇所。「ここ一番」で勝負強くありたい、と考えるのはアスリートだけじゃないでしょう、だれでも、日々の生活には、プレッシャーのかかる場面、絶対に失敗の許されない場面はあるものです、そういったときに、最高のパフォーマンスをするためにも、本書で紹介したトップアスリートたちの心と体の習慣は役立つはずです。一流といわれるアスリートたちが、常に自分のベストパフォーマンスを発揮できるのは、なぜだと思いますか?実は彼らは、副交感神経を優位な状態にして、自律神経をコントロールする術を身につけているからなのです。一流のアスリートたちは心を整え、集中力を高めるために、あえてゆっくり行動することを、普段から意識しているのです。「受け入れる」ということは、起きてしまったことは振り返らず、前を向くということです、もっといえば、トップアスリートたちは、「自分でコントロールできること」と「自分でコントロールできないこと」の区別が明確なのです。喜び、悲しみなど人間が本来もっている「喜怒哀楽」は、抑制しすぎると自律神経の乱れにつながることがあります、ときには、自分の感情を発散させることも、心を整えるためには必要です。不規則な生活を続けていると自律神経が乱れ、身体的にも精神的にも不安定になり、高い集中力を発揮できなくなるのです。身のまわりの整理整頓は、心を落ち着かせて自律神経を安定させ、体と心のコンディションを整えることにつながるのです。翌日に何かプレッシャーのかかることが控えているのなら、前日は、ぬるめのお湯にゆっくりとつかってみてください、そうすれば副交感神経が活性化され、体だけでなく心もほぐれます。私たちはつい、しかめっ面をして「集中、集中」と、集中するほうに意識がいってしまいがちですが、実は集中するためには、「力を抜く」ことに意識を向ける必要があるのです。女性の場合は、「こいつ、(生理的に)大嫌い!」となると、何を言ってもダメなのです、まったく聞いてくれません、女性から嫌われるのは、不潔さであったり、だらしなさだったり、基本的に些細なことです。
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一流アスリートたちを常にそばで見続けていたスポーツドクターのエッセイ。一流アスリートの強さの秘密をドクター目線で解き明かしたもの。なるほどなあという内容。
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