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往復書簡 の商品レビュー

3.6

651件のお客様レビュー

  1. 5つ

    85

  2. 4つ

    258

  3. 3つ

    211

  4. 2つ

    35

  5. 1つ

    5

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2025/01/08

標題の通りに、手紙のやりとりで進行していく。 心の傷となり、引きずって人生をいきてきた過去の事件の真相が次第と明らかになっていく、連作ミステリー。

Posted byブクログ

2025/01/05

タイトルのとおり、手紙のやりとりで続く短編集です。それぞれ別の物語ですが、ひとつひとつ繋がっているところもあり、面白かったです。 「十年後の卒業文集」 ・・・放送部6人の物語。ラストに驚きです。 「二十年後の宿題」 ・・・恩師と教え子の物語。切ないけど、優しい話でした。 「十五...

タイトルのとおり、手紙のやりとりで続く短編集です。それぞれ別の物語ですが、ひとつひとつ繋がっているところもあり、面白かったです。 「十年後の卒業文集」 ・・・放送部6人の物語。ラストに驚きです。 「二十年後の宿題」 ・・・恩師と教え子の物語。切ないけど、優しい話でした。 「十五年後の補習」 ・・・海外青年協力隊に参加した彼と日本で待つ彼女の物語。過去の事件を紐解いていく感じです。 「一年後の連絡網」 ・・・物語のその後が描かれています。

Posted byブクログ

2024/12/30

湊かなえらしいな、という感想。 登場人物の文通を通して過去の事件の真実に辿り着くスタイル。 中高生の時に初めて湊かなえの作品に触れ、衝撃を覚えた記憶がある。本を整理しており、約10年ぶりに読み返してみた。物語の記憶は全くなかったが、大体どの章も結末が予想できてしまい、、、当時ほ...

湊かなえらしいな、という感想。 登場人物の文通を通して過去の事件の真実に辿り着くスタイル。 中高生の時に初めて湊かなえの作品に触れ、衝撃を覚えた記憶がある。本を整理しており、約10年ぶりに読み返してみた。物語の記憶は全くなかったが、大体どの章も結末が予想できてしまい、、、当時ほどの面白さを感じれなくなってしまったが、こういうジャンルは嫌いではない。

Posted byブクログ

2024/12/25

手紙のやり取りだけで進む短編集。 手紙という顔の見えない状態での会話だからこそ言える言葉に打ち明けられる秘密。 同じことを体験したのに、立場や環境が違うとそれぞれ違う見え方になる。 その見え方が複雑に絡まり一つになるのがとても面白かった。 今でこそ聞こうと思えばすぐに返事を貰...

手紙のやり取りだけで進む短編集。 手紙という顔の見えない状態での会話だからこそ言える言葉に打ち明けられる秘密。 同じことを体験したのに、立場や環境が違うとそれぞれ違う見え方になる。 その見え方が複雑に絡まり一つになるのがとても面白かった。 今でこそ聞こうと思えばすぐに返事を貰えるが、すぐに返事が来ない手紙だからこそ込められた想いをより強く感じた。

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2024/12/07

最後まで読むのにちょっと疲れてしまった。 湊かなえさんの本は好きだけど、こちらはそこまで好きじゃないかも。

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2024/11/20
  • ネタバレ

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3つともちょっとした繋がりのある話で、あ!これあの人じゃん!とか思いながら読んで楽しかった ちなみに最後の2人はどなた?登場したっけ? 私も巻き爪だから日本にいるうちに手術しようかなー

Posted byブクログ

2024/11/16

久しぶりに面白いお話に出会えました。愛に溢れていて、でもだからこその秘密。引き込まれて読み終えました!

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2024/10/31

十年後の卒業文集 高校の部活動の仲間が、仲間の結婚式で再会した同志の手紙の遣り取り。 二十年後の宿題 小学校時代の恩師に頼まれて、かつての教え子6人の近況を先生に知らせるため、会いに行く、高校教師が、その近況を先生に手紙で送る。 十五年後の補修 国際ボランティア隊として、海外...

十年後の卒業文集 高校の部活動の仲間が、仲間の結婚式で再会した同志の手紙の遣り取り。 二十年後の宿題 小学校時代の恩師に頼まれて、かつての教え子6人の近況を先生に知らせるため、会いに行く、高校教師が、その近況を先生に手紙で送る。 十五年後の補修 国際ボランティア隊として、海外に赴任した彼と文通を始める。 一年後の連絡網 「十五年後の補修」の結末。 響かなかった。

Posted byブクログ

2024/10/31

高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子6人に会いに行く。6人と先生は20年前の不幸な事故で繋がっていた。 それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、6人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かさ...

高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子6人に会いに行く。6人と先生は20年前の不幸な事故で繋がっていた。 それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、6人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。 書簡形式の連作ミステリ。 --------------------- どうも この作者は書簡形式がお好きなのか。かなり多いと思う。 たまにはいいのだが、最後までこの形式というのは自分的には苦手。 飽きてくる。(お好きな人もいると思うので、これはあくまで私的な感想)

Posted byブクログ

2024/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湊かなえ作品にしては読後感が爽やかでびっくり。 どのお話も手紙をやり取りしている登場人物たちが、それぞれ持っている罪悪感みたいなものを手紙を通して少しずつ解していくお話でした。 みんな、幸せになってほしいなぁ。

Posted byブクログ