往復書簡 の商品レビュー
淡々と語りで展開していく湊かなえさんのスタイルは、冷淡な印象がミステリーにマッチしていてわりと好み。今回は手紙でのやり取りで、読む方には相手が本人かわからないし、緊迫感があって面白かった。 短編とは知らずに読んだので、途中で話が終わったような物足りなさを感じたけど、どの話も何があ...
淡々と語りで展開していく湊かなえさんのスタイルは、冷淡な印象がミステリーにマッチしていてわりと好み。今回は手紙でのやり取りで、読む方には相手が本人かわからないし、緊迫感があって面白かった。 短編とは知らずに読んだので、途中で話が終わったような物足りなさを感じたけど、どの話も何があったんだろう?と興味を掻き立てられて引き込まれるお話でした。 ラストはあの結末でよかった〜!
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✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。 ✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈...
✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。 ✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼••┈┈┈••✼ 手紙のやり取りだけ ①7人全員が手紙のやり取りをするのかと思って、誰が誰に送ってるのか把握しなくてはと構えてしまったけどそんなことはなくすぐ慣れた。 10年でそんなことになるか?と思ったりもしたけど、ラストは思いがけなくて面白かった。 ②入院中の教師が6人の教え子たちの近況を知りたく、教師となった教え子に調べてもらう話。その6人は過去にある事件に関わってた子たちで、最後に訪ねた教え子が事の始まりだった。 吉永小百合主演の「北のカナリアたち」の原作 これとは内容も違いそうだし映像も見てみたい ③郵便が届くまでに20日間かかる地との文通をする2人のほっこりした遠距離恋愛の話かと思ったら、やっぱり違った。2人で触れないと決めた過去の事件の真相が明らかになってく。 どの話も面白かった 手紙のやり取り最近しなくなったな
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初めて湊かなえさんの作品読めた 短編三編集 告白とかもっとメジャーなやつあっただろうにこれが家で積読されてました 読めてよかった どんでん返し系なのかな?と読みながら理解はできたけど初めの二つはあまりハマらなかった まーおもしろい 最後の「十五年後の補修」がすごいぞわぞわしたし好...
初めて湊かなえさんの作品読めた 短編三編集 告白とかもっとメジャーなやつあっただろうにこれが家で積読されてました 読めてよかった どんでん返し系なのかな?と読みながら理解はできたけど初めの二つはあまりハマらなかった まーおもしろい 最後の「十五年後の補修」がすごいぞわぞわしたし好きだった 何回もひっくり返される感じ 今後も作品読んでいきたいです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
湊かなえにしては珍しくイヤミス感はあまりないため、それを求めた人には物足りないかもしれない。かくいう私もそのタチだ。 ただ、読み終えたあとの爽やかさは湊かなえ本の中でNO.1ではなかろうか。
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手紙によって、告白される真実や、事件の真相。こういう物語の進め方もあるのだと、面白かった。 あのときああしていればという後悔、過去に囚われず、今を生きる、過去と現在をどのように未来へ繋げていくべきなのかを考えさせられる。 三つの短編の中で、最後の「十五年後の補習」が一番良かっ...
手紙によって、告白される真実や、事件の真相。こういう物語の進め方もあるのだと、面白かった。 あのときああしていればという後悔、過去に囚われず、今を生きる、過去と現在をどのように未来へ繋げていくべきなのかを考えさせられる。 三つの短編の中で、最後の「十五年後の補習」が一番良かった。罪は、消えないものだけど(物語当時は時効があったが)、お互いを思う気持ちが手紙の中から、伝わってくる。多分最後の手紙の最後に大家さんが誰かを連れてきていると書いてあったのは、手紙の宛先の彼女なんだろうな。二人には幸せになってほしい。 今は、メールやラインなど、簡単な伝達手段があるが、たまには手紙を書くというのも趣があっていいかもしれないと思った。
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15年後の補習がとてもよかった うまく手のひらで転がされてしまい読む手が止まらなかった 最後のオチの付け方がかなり好み
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面白くて次から次へとページをめくったものの 何を伝えたいのか、ミステリーの要素が少なくて読み終わった後にがっかりした。
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手紙形式で全容がだんだん明らかになる形式の物語が3つある。どれも中盤で肝を冷やすというかゾッとするが、終盤であたたかなきもちになる。
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事実ではなく語り部の主観しか知り得ないので、なにが真実なんだろうかと想像しては裏切られてるを繰り返し。間に挟まれている2本目がいちばん好きでした。
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手紙のやり取りで事件の内容が明らかになって行く。対面での会話、電話、メールとは違い、手紙だからこその展開が面白かった。双方向のコミュニケーションではあっても、ターン毎、タイムラグ、表情が見えない事が鍵となって行く。他人の会話を覗き見ている様な罪悪感なのか不思議な感覚でした。そもそ...
手紙のやり取りで事件の内容が明らかになって行く。対面での会話、電話、メールとは違い、手紙だからこその展開が面白かった。双方向のコミュニケーションではあっても、ターン毎、タイムラグ、表情が見えない事が鍵となって行く。他人の会話を覗き見ている様な罪悪感なのか不思議な感覚でした。そもそも相手に伝える手紙なので内容は分かりやすく、一気に読み進める事が出来ました。面白かった。
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