Googleがほしがるスマート脳のつくり方 の商品レビュー
Googleの入社試験の問題と解答例を紹介する本である。こんな本が出るくらいなので、普通の入社試験の問題ではないということ。また筆記試験ではなく面接なので、その場で理由も含めて相手を説得できなければならないというのが特徴である。問題はどれを見ても、頭の体操みたいなもので、いろいろ...
Googleの入社試験の問題と解答例を紹介する本である。こんな本が出るくらいなので、普通の入社試験の問題ではないということ。また筆記試験ではなく面接なので、その場で理由も含めて相手を説得できなければならないというのが特徴である。問題はどれを見ても、頭の体操みたいなもので、いろいろな発想ができそうだが、たいていの回答案にはうまい反論が用意されている。それだけ、裏の裏まで読み通すような能力が必要なのだ。 採用の上でのミスとは、(1)誤採用、(2)採用漏れだそうだ。誤採用とは、本来入社させるべきでない人を採用してしまうこと。採用漏れは、本来入社させるべき人を不合格にしてしまうこと。こうした試験を実施する背景には、普通の入社試験、面接では、採用漏れが発生する可能性が高いというのだ。昨年、「あなたは自分を利口だと思いますか?」という本が出版されていたが、こちらはオックスフォードとケンブリッジ大学の入試問題。タイトルの質問に対して、NOと答えたら不合格になりそうだし、YESと答えたら本当のばかだと思われそう。こういう質問に対していかにスマートにこたえられるか。こうした柔軟な人が求められているのである。
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多少意地の悪いだけの問題も散見されたが、問題自体はなかなか楽しめた。 全体のストーリーには、あまり入り込めず・・。なんとなく読みづらい。 ただ、「試行錯誤できる人」・「考え抜ける人」しか生き残れない時代にあることを再認識する意味において、読んで良かった。 日本人の教育のあり方、...
多少意地の悪いだけの問題も散見されたが、問題自体はなかなか楽しめた。 全体のストーリーには、あまり入り込めず・・。なんとなく読みづらい。 ただ、「試行錯誤できる人」・「考え抜ける人」しか生き残れない時代にあることを再認識する意味において、読んで良かった。 日本人の教育のあり方、子どもの育て方は今のままでよいのだろうか・・・。
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最近のアメリカIT系企業で主流となってきている面接試験について記載された本。特にGoogleにおいては、答えがないような問題に対してどこまで論理が破綻していないアイデアを出しきれるかが問われている。本書は基本的にある問題に対する解答を繰り返し行うものであった。どの問題も非常に考え...
最近のアメリカIT系企業で主流となってきている面接試験について記載された本。特にGoogleにおいては、答えがないような問題に対してどこまで論理が破綻していないアイデアを出しきれるかが問われている。本書は基本的にある問題に対する解答を繰り返し行うものであった。どの問題も非常に考えさせられるものであり、有意義な時間を過ごせた
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Googleの入社試験が変わった頭の体操的なものだ、というのは随分前に聞いたことがあったけど、いまやIT企業とやらは、結構そういう風になってきているそうで、その傾向と対策集、なのかな? そいつがどんなやつなのかを見極めるための多重のいやらしい質問と、強引な答え。たくさんの求職者を...
Googleの入社試験が変わった頭の体操的なものだ、というのは随分前に聞いたことがあったけど、いまやIT企業とやらは、結構そういう風になってきているそうで、その傾向と対策集、なのかな? そいつがどんなやつなのかを見極めるための多重のいやらしい質問と、強引な答え。たくさんの求職者を落とすのは簡単だけど、問題作るほうはプレッシャーだろうなあ。 僕には別世界です。就職対策としてこの本を読むような人は、合格が遠いと思うので、これは読み物として読んだほうが面白いんだと思います。
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