1,800円以上の注文で送料無料

トコトンやさしいシーケンス制御の本 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/12/26

 はじめに洗濯機や自動販売機などを例にシーケンス制御とはどのようなものであるかを示し、制御に必要な部品、そして最後に実際例を示す構成となっている。  シーケンス制御のコアであるリレーとPLC(Programmable Logic Controller)に重点をおいた構成であるが、...

 はじめに洗濯機や自動販売機などを例にシーケンス制御とはどのようなものであるかを示し、制御に必要な部品、そして最後に実際例を示す構成となっている。  シーケンス制御のコアであるリレーとPLC(Programmable Logic Controller)に重点をおいた構成であるが、インプットであるセンサ、アウトプットであるアクチュエータもちゃんと扱っており、シーケンス制御としてどんなことができるのかが分かるようになっている。また、PLCについては実際のプログラミングの方法も掲載されており、実践的な側面も持っている。  タイトルに偽りなく分かりやすかった。もちろんこれ1冊でシーケンス制御マスターできるわけではないが、次のステップへと進むための足がかりとしては十分であるし、また、シーケンス制御に関わることになった場合にどこから手を付ければよいかを示してくれる。

Posted byブクログ

2012/11/09

最近の流行りか、工学技術を見開き2Pで、1Pが図解、1Pが文章による解説をするという形の「シーケンス制御版」。 全67項目を7章にわけて解説しているが、初学者であってもシーケンス制御が1章でわかり、2章から各論という構成になっている。類書の比較で言えば、「なるほどナットク」より...

最近の流行りか、工学技術を見開き2Pで、1Pが図解、1Pが文章による解説をするという形の「シーケンス制御版」。 全67項目を7章にわけて解説しているが、初学者であってもシーケンス制御が1章でわかり、2章から各論という構成になっている。類書の比較で言えば、「なるほどナットク」よりは解説や導入が易しいが、「マンガでわかる」ほどまでは、講義等の体裁を崩してはいないというイメージだった。 シーケンス制御は初めてと言う人や、全体像をつかみたい人には良い本ではないだろうか。各章と自分のメモ程度の内容は下記の通り。 第1章 身近にあるシーケンス制御(洗濯機、自動販売機等から、条件、時間、順序の3大制御の説明) 第2章 リレーの使い方を学ぶ(電磁リレーから、リレーの制御) 第3章 PLCのしくみと使い方(リレーを制御するプログラム) 第4章 シーケンス制御に使うアクチュエータの制御方法(電気信号を、機械的な動きに変えるための方法論) 第5章 センサ入力を使ったシーケンス制御(センサを使った制御方法論) 第6章 PLCのデータ処理と高機能ユニット(難しめの制御方法論) 第7章 シーケンス制御の実際例(少し複雑な制御の実際例)

Posted byブクログ