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東北おやつ紀行 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/09/10

東北各地の「地元おやつ」をめぐるエッセイ集。 それぞれに特徴的であり、似たようなものもあり。 東北は個人的に縁があり、時々行くが、食べたことがない(知らない)ものも色々とある。今度行ったときには食べてみたいものがいくつかあった。

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2018/10/09

まさにおやつの紀行文。おやつの写真は一切無く、知らないお菓子は文章から想像しながら読みました。東北のあちこちの街のお菓子屋さんの話に、なんだか胸がキューンとしました。

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2016/11/29

要するに餅か小豆か砂糖 どれかの組み合わせ。 でも侮るなかれ 現地で食べないと美味しくないのです。 東北の景色と少しだけメンドくさい感じもでてよかった。

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2017/11/09

福島県郡山市に在住した経験を持つ作者が、おやつ・・・特に和菓子はその地方にしかないものがあることに気がついて書いたおやつ紀行文である。 2011年の夏ごろ出版の予定が、大震災の影響でしばらく延期になっていたそうだ。作者は、東北地方の惨状を知り、かって歩いた町々の存在を危惧した。...

福島県郡山市に在住した経験を持つ作者が、おやつ・・・特に和菓子はその地方にしかないものがあることに気がついて書いたおやつ紀行文である。 2011年の夏ごろ出版の予定が、大震災の影響でしばらく延期になっていたそうだ。作者は、東北地方の惨状を知り、かって歩いた町々の存在を危惧した。その後、震災直後つらかった記憶が時がたつにつれて、忘れたくない思い出になったから、やっと出版する気になり世に出たらしい。 出版されてよかったと思う。関西育ちの私など、見たことも聞いたこともない東北地方限定のおやつが、全ページにわたって、その紀行文とともに紹介されていた。 おまんじゅうやお焼きのような和菓子が多い中、特に私の興味をひいたのが、一番最後に紹介されていた「あさづけ」だ。 漬物の「あさづけ」ではない。秋田県につたわる幻(?)のデザートらしい。白くて甘くて酸っぱいそのデザートは、見た目はヤマト糊そっくりというのだ。お米を煮詰めてつくる、デザートのような、酢の物のような、はしやすめのような、不思議なデザート。一度食べてみたいものだと思う。 そのほかにも、「まんじゅうの天ぷら」(福島県)や「うんぺい」(秋田県)、「ぺこ餅」(青森県)などは食べてみたいと思った、おやつだ。 生まれ育った地域と生活圏内の地域のおやつしか知らないが、日本には昔から伝わった手法でつくる伝統のおやつがいっぱいあるようだ。家庭でいつでもつくれるような、素朴で手軽にできるおやつが・・・。 探してみれば、まだまだいっぱい知られていない美味しいものがあるのだろう。少しずつでいいから、味わってみたいものだ。

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2012/11/20

著者と同じくわたしにとっても「東北のおやつ」は未知なるものなので、一緒に旅しているような気分で楽しく読んだ。 ただ、文章だけではイメージするのが難しくて、写真も見たい!と思うこと多々ありでした。 や、きっとこの本は、ところどころにイラストを入れる程度で、文章で読ませるという方針...

著者と同じくわたしにとっても「東北のおやつ」は未知なるものなので、一緒に旅しているような気分で楽しく読んだ。 ただ、文章だけではイメージするのが難しくて、写真も見たい!と思うこと多々ありでした。 や、きっとこの本は、ところどころにイラストを入れる程度で、文章で読ませるという方針で作られたんだろうなぁ、と思うんです。 こう、写真でイメージをクリアにしすぎない、趣のある感じで。 が、申し訳ないけどそれには文章力が不足…という気がしました。 ところで、取材をする人(および自らの好奇心に従い自由に旅をする人)ならこの感じ、きっとわかるはず。 「店のおばさんは、県外からわざわざちゃきんを食べに来たわたしが不思議らしい。石巻の店の二の舞にならぬよう途中で電話してきたのも、不思議を通りこして不審らしい。それでも害はないと思ってくれたようだ。(p103)」 (「ちゃきん」を求め、女川の「安倍あまやき屋」を訪れたときのこと。) あーわかるわかる。訪れる側は好奇心だけでぶつかっていくからね。 でも訪問されるほうは普通の生活を送っているわけなので、驚いてしまうんだよね。 ちなみに、「ちゃきん」とは…… 「【ちゃきん】 床屋のおじさんが教えてくれたように、石巻ではスーパーでもあたりまえのように売られていた。皮の厚さもあんこの入れ具合も店によってかなり違ったが、白い皮であんこを三角形に包む、というのはどこも一緒で、これがたぶんこのあたりのちゃきんの条件なのだろう。(p104)」 なおこの本、お腹が空いているときに読むのは×。おいしそうでおいしそうで、辛いばかりです。

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2012/09/16

著者・市川さんは、ネット古本屋・海月書林の店主 その市川さんが、郡山に住んでいたころに、東北各県のおいしいおやつを食べに回った紀行記。 今風のスウィーツというよりも、なつかしさのある「おやつ」という響きにぴったりの名物と、その土地の名所などなど。 いいですね。 お店のリスト付き...

著者・市川さんは、ネット古本屋・海月書林の店主 その市川さんが、郡山に住んでいたころに、東北各県のおいしいおやつを食べに回った紀行記。 今風のスウィーツというよりも、なつかしさのある「おやつ」という響きにぴったりの名物と、その土地の名所などなど。 いいですね。 お店のリスト付き。

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