もえいぬ の商品レビュー
“野ばら先生=ロリータファッション”のイメージが強く(というか実際そうだろうし)「萌え」「オタク(≒ヲタ)」という話題は些か意外であったが…とても面白いしスラスラ読める。私自身が所謂オタクであるが、ジャンルが違いAKBや萌えアニメには明るくないので「へえ〜」と新しい世界を見させて...
“野ばら先生=ロリータファッション”のイメージが強く(というか実際そうだろうし)「萌え」「オタク(≒ヲタ)」という話題は些か意外であったが…とても面白いしスラスラ読める。私自身が所謂オタクであるが、ジャンルが違いAKBや萌えアニメには明るくないので「へえ〜」と新しい世界を見させてもらえて満足。10年以上前の本なので勿論現在のオタクやその世界の常識(あるある?)とはズレている部分もあるが、それはそれで楽しめる。いつも通り文章はとても優雅で美しい、オタク全開なのに…。「けいおん!」観てみようかな。
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2010~2012年のオタク、またオタクに向けられる視線ってこんな感じだったよな、と思った。どんなものにせよ記録を残しておくということは大事。 もともとオタクと距離を置いていた人だからこそ言えること盛りだくさんで新鮮。
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あー、私の大好きな野ばらちゃんは亡くなった…。 アニメとか二次元への偏見は無いし(むしろ、同年代に比べたら好きな方だと思う)アイドルヲタは勝手にしてくださいだけど、事件辺りからちょっとづつおかしかったもんね。デリヘル好き隠さなくなったし。 さようなら、野ばらちゃん。 ヲタの世...
あー、私の大好きな野ばらちゃんは亡くなった…。 アニメとか二次元への偏見は無いし(むしろ、同年代に比べたら好きな方だと思う)アイドルヲタは勝手にしてくださいだけど、事件辺りからちょっとづつおかしかったもんね。デリヘル好き隠さなくなったし。 さようなら、野ばらちゃん。 ヲタの世界で安らかに。
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野ばらさんがヲタになることで従来の読者が離れていったというけど、まあ当然という思いもありつつ、でも私は野ばらさんをもっと好きになれた。野ばらさんは今もちゃんと野ばらさん。ヲタであることはどういうことか、こじれながらもちゃんと文章にしててえらいなあすごいなあ。
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野ばらさんの本は今まで読んだことはないが、 こういうテーマだと私のようなものがうっかり手に取ってしまう。 自分の仕事をきっちり持っている人が、 ぜんぜん違うジャンルの面白さにのめり込んでいく様を文章にしたものって面白い。 これまでのファンにしたらいきなり 「けいおん!」で「萌」で...
野ばらさんの本は今まで読んだことはないが、 こういうテーマだと私のようなものがうっかり手に取ってしまう。 自分の仕事をきっちり持っている人が、 ぜんぜん違うジャンルの面白さにのめり込んでいく様を文章にしたものって面白い。 これまでのファンにしたらいきなり 「けいおん!」で「萌」で「ともちん」とか言われてもドン引きでしょうね。 それを捨ててでもオタクの道に進もうというのが凄い。 2次元は所有できない。誰のものにもならない。 重要なのは膨大な情報とそれを捌く能力。 萌とエロと厨二病にロリータと澁澤龍彦。 ちゃんと読ませる文章はさすが。
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久しぶりに読んだ野ばらちゃんはヲタになっていました。 オタクではなく「ヲタ」だそうです。 ここ大切! 高校生の頃に、「それいぬ」を読んだ私。 野ばらちゃんがロリータに捧げた愛を感激し、野ばら作品を読み漁りました。 その、野ばらちゃんがヲタになったとは。 内容は面白かった。 ...
久しぶりに読んだ野ばらちゃんはヲタになっていました。 オタクではなく「ヲタ」だそうです。 ここ大切! 高校生の頃に、「それいぬ」を読んだ私。 野ばらちゃんがロリータに捧げた愛を感激し、野ばら作品を読み漁りました。 その、野ばらちゃんがヲタになったとは。 内容は面白かった。 快適なヲタライフを愉しんでらっしゃるそうで! (2012.12.13読了)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
嶽本野ばらがまさかオタクになっていたなんて知らなかった。 萌えなオタク文化を語るにしても、澁澤、太宰、三島の名前が出てくるところは相変わらずで安心したけれども。 この方の文体でハルヒやけいおんのことを語られると不思議とオシャレに感じてしまうなぁ。
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「乙女のカリスマ」として崇められ、すでに「おしゃれな作家」としての地位の固めていた嶽本野ばらが、その地位をかなぐり捨ててまで、目覚めた「オタク」道を突き進んだ。その真意とはなにか? 本書は、嶽本野ばらの「オタク宣言の書」である。 詳細は、下の論文をご参照下さい。 ・ 嶽本野ば...
「乙女のカリスマ」として崇められ、すでに「おしゃれな作家」としての地位の固めていた嶽本野ばらが、その地位をかなぐり捨ててまで、目覚めた「オタク」道を突き進んだ。その真意とはなにか? 本書は、嶽本野ばらの「オタク宣言の書」である。 詳細は、下の論文をご参照下さい。 ・ 嶽本野ばらの転生 一一『もえいぬ 正しいオタクになるために』論 (http://8010.teacup.com/aleksey/bbs/2238)
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