演奏のための楽曲分析法 の商品レビュー
様々な楽曲分析のための本を探していたところ、ネットでの評価が高かったので手に取った。 身の回りにいる多くの演奏指導者はこうした方がいいとは言うが、どうしてそのように演奏しなければならないのかは言わない。感性の話をされても、指導される側としては、そんなのわからない。もっと確固たる理...
様々な楽曲分析のための本を探していたところ、ネットでの評価が高かったので手に取った。 身の回りにいる多くの演奏指導者はこうした方がいいとは言うが、どうしてそのように演奏しなければならないのかは言わない。感性の話をされても、指導される側としては、そんなのわからない。もっと確固たる理由がほしい。そのような自分の不満をこの本は解消してくれた。 最終章の総合分析では、楽曲を和声・旋律・リズムの観点から詳細に分析し、書かれた音符ひとつひとつの果たしている役割を明らかにしてくれる。 音楽には貫かれた論理が存在し、その論理の使い方が上手な曲がいわゆる名曲と呼ばれるものだとわかる。読み終わったとき、楽譜の見方が自分の中で大きく変わった。 ただし、分析の際登場する用語に解説がついていないので、必要に応じて自分で補う必要がある。
Posted by
部活の2人しかいない男子の専門的なほうにお借りしました。買ったのではないです(オイ すごいおもしろいです、いろいろ頭の中で創造しやすい本。ちょっと値が張るので、買えないのが残念。音楽やる方にはお勧めです。特に管楽器とか、直接自分の息を使うものとか。
Posted by
- 1