1,800円以上の注文で送料無料

松本山雅劇場 の商品レビュー

4.4

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/08/14

松田が加入し、3 1 1があり、変則開幕となりそれでも信州ダービーは長野に競り勝ち……。県内はダービーのTV中継があった。松田の突然の病いに驚き、回復を祈ったサポーターはどれくらいいただろう。そして確率的には極めて困難なところから奇跡の昇格。2011年にウェブのコラムを追ったりロ...

松田が加入し、3 1 1があり、変則開幕となりそれでも信州ダービーは長野に競り勝ち……。県内はダービーのTV中継があった。松田の突然の病いに驚き、回復を祈ったサポーターはどれくらいいただろう。そして確率的には極めて困難なところから奇跡の昇格。2011年にウェブのコラムを追ったりローカルのTVや新聞で読んでいたものが一冊に。感涙もの。サッカーはW杯から地域チームまで、どことシンクロしても暮らしを豊かにしてくれる。

Posted byブクログ

2012/08/14

一気に読みました。 僕が松本山雅というチームを知ったきっかけは、07年に大学進学を機に松本に引っ越してからになる。当時チームは北信越リーグ1部を戦っていた。とある授業の一環でそのホームゲームの試合運営ボランティアを体験することになったのである。たしかパルセイロとの「信州ダービー...

一気に読みました。 僕が松本山雅というチームを知ったきっかけは、07年に大学進学を機に松本に引っ越してからになる。当時チームは北信越リーグ1部を戦っていた。とある授業の一環でそのホームゲームの試合運営ボランティアを体験することになったのである。たしかパルセイロとの「信州ダービー」だったと思う。(無料試合ではあったが、6000人近く入場したと記憶している) その後、何度かボランティアとして運営のお手伝いをしてきた者としては、山雅がJ2で戦っていること自体がまだ信じられない。「ホントよくここまで上がってきたなぁー」と感慨深い。 2011シーズンは本当に「松本山雅劇場」だった。(たぶん初版を手にしている人のほとんどがそう感じていると思う。) 改めて、松田直樹というサッカー選手の存在が与えた影響をひしひしと感じたし、個人的にも就職して松本を離れることになったため、山雅を松本との接点のように感じていた。 そんなシーズンを取り上げている本書を読み進めていくにつれ、だんだんと興奮する自分がいた。 今シーズンはJ2に昇格して、これまで2試合しか観戦できていない。 また、アルウィンのゴール裏でタオマフを振り回したい、そんな気分にさせてくれた。

Posted byブクログ

2012/08/14

どこも大変なのではあるが、社会人チームの大変さは、ちょっと特異ではないだろうか。 社会人チームの選手たちの多くは、普段は普通に仕事をし、シーズン中は土日に試合がある。職場で頑張り、絞られたりつきあいがあったりしながらも、帰ると走りトレーニングをして、終末に向けてコンディションを...

どこも大変なのではあるが、社会人チームの大変さは、ちょっと特異ではないだろうか。 社会人チームの選手たちの多くは、普段は普通に仕事をし、シーズン中は土日に試合がある。職場で頑張り、絞られたりつきあいがあったりしながらも、帰ると走りトレーニングをして、終末に向けてコンディションを整える。交通費その他いろいろ自腹、誰のサポートがあるわけでもなく、怪我をすれば仕事にマイナスになることだってある。 本当に、好きでなければ出来ない…と、思う。好きだから、悪条件をなんとか乗り超えて、週末のピッチに立っている。 これは、松本山雅、松田直樹の物語であり、そしてそんな日本中の社会人サッカー小僧への応援でもある。

Posted byブクログ

2012/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジャイアントキリングという魅力的な勝利を天皇杯の舞台で何度も見せてくれている松本山雅FC。 本書は当初、松田直樹というワールドカップ経験者が、JFLを舞台に、何を感じ、どんなプレーを魅せ、どんな影響をチームに与えるのかを主軸にして、山雅の魅力を描くことが目的だったようです。 しかし、ご存知のとおり、松田直樹は一年前、練習中に倒れこみ、亡き人となってしまいましたので、松田直樹を回想し追悼するような印象が強い作品になっています。 それでも、JFL時代からホームゲームの入場者数が7000人を超すほどに地域の住民に愛されている山雅の魅力を随所で感じることができました。 この本を読んでいたら、地域リーグからJ1を目指している山雅サポーターの熱い想いを追体験をしてみたくなりました。 そんな「サカつく」を作ってくれないかな。ねぇ、セガさん?

Posted byブクログ