処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー あなたのカオリ の商品レビュー
「おとボク」のアンソロジー・ノベル第7弾は、神近香織理がメイン・ヒロインです。 第一話は、ホラー映画を鑑賞することになった千早たちでしたが、薫子がいっこうに怖がらない香織理をぎゃふんといわせようと、イタズラを計画します。千早や史も協力しますがあえなく計画は失敗に終わります。とこ...
「おとボク」のアンソロジー・ノベル第7弾は、神近香織理がメイン・ヒロインです。 第一話は、ホラー映画を鑑賞することになった千早たちでしたが、薫子がいっこうに怖がらない香織理をぎゃふんといわせようと、イタズラを計画します。千早や史も協力しますがあえなく計画は失敗に終わります。ところがそんな彼女たちのもとに、市松人形をあずかってほしいという依頼が持ち込まれて、奇妙な出来事に巻き込まれてしまいます。 第二話は、千早と香織理がデートに出かけることになりますが、香織理の妹をしている宮藤陽向(くどう・ひなた)が香織理の香水をつくるのに失敗してしまい、香織理はその悪臭に悩まされることになります。 第三話は、千早と香織理のデートの話です。二人は、母親に置いていかれてしまった子どもを発見し、その世話をすることになります。 正直なところ、あまり印象にのこる話はありませんでした。香織理は好きなキャラクターなのですが、彼女のふだんの顔とはちがった側面をもうちょっと引き出してほしかったように思います。
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