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夏が僕を抱く の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2013/03/12

幼なじみをテーマに 短編小説として書かれていて、 読みやすい内容でした(・ω・)ノ 私にも 幼なじみが小学校まで 近くに住んでいましたが、 最近では会わなくなり、 この小説のように 偶然の再開をしたいと 思いました( ´ ▽ ` )ノ

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2012/10/13

よく漫画とかこういった小説で幼馴染が登場するが、自分に子供の頃から知っていて今も付き合いのある友達というのが居ないのでファンタジーのような気がする。そういう存在に憧れるのだがこういうものは努力でどうなるものでもないからなぁ。正直羨ましいかも・・・。読後、綿矢りささんの解説読んで吃...

よく漫画とかこういった小説で幼馴染が登場するが、自分に子供の頃から知っていて今も付き合いのある友達というのが居ないのでファンタジーのような気がする。そういう存在に憧れるのだがこういうものは努力でどうなるものでもないからなぁ。正直羨ましいかも・・・。読後、綿矢りささんの解説読んで吃驚。この人、いつもでも高校生みたいに思っていたけれど(当然のことながら)もう大人だった。

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2012/10/03

この人の本は、良くも悪くも同じような雰囲気の物語が多い。 物語ごとに設定は数あれど、どちらかというと淡々としているのに小さな痛みを孕んでいて、終わり方も切ない。 ハッピーエンドでも何かしら切ない。 納得できない何かを飲み込んで生きていく。 でも全面的に不幸なんじゃなくて、切ない中...

この人の本は、良くも悪くも同じような雰囲気の物語が多い。 物語ごとに設定は数あれど、どちらかというと淡々としているのに小さな痛みを孕んでいて、終わり方も切ない。 ハッピーエンドでも何かしら切ない。 納得できない何かを飲み込んで生きていく。 でも全面的に不幸なんじゃなくて、切ない中にも希望がある。 人生そんなものなのかも。 あとは、思春期の心理描写がいい意味で生々しい。 ちょっと少女マンガっぽいところもあるけど、必ずしもその切なさが解消されないのがいい。 歳を重ねるにつれ、色んな感情が薄くなって、切なくてもがくなんてことも減った気がする。 悲しいことや腹立たしいことに過敏な分、嬉しいこともより嬉しく感じるのだと今になって分かる。 必要以上に悲しんだり怒ったり喜んだり。 そんな感性がちょっと羨ましい気持ちにさせられる。

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2012/09/29

表題にもありましたが、幼馴染っていいなあって思える作品です。 自分に異性の幼馴染がいたらって思う気持ちもわかります。 短篇集なので、読み易く、色々なドラマがあった面白かったです。

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2012/09/26

異性の幼なじみをテーマにした短編集。 「遠回りもまだ途中」が一番スキなストーリーだった。 私にも男の子の幼なじみがほしい。

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2016/07/23

幼なじみの恋愛を描いた6つの短篇。 上手いですね。人物にしろ背景にしろ、直接的な表現を多用する事無く、ごく自然にきっちり描き出していきます。 燃える様な恋ではありません。登場する男たちは皆イイオトコでは無いし、幼馴染ですから突然燃え上がるようなものも無い。どの作品も「愛おしさ」と...

幼なじみの恋愛を描いた6つの短篇。 上手いですね。人物にしろ背景にしろ、直接的な表現を多用する事無く、ごく自然にきっちり描き出していきます。 燃える様な恋ではありません。登場する男たちは皆イイオトコでは無いし、幼馴染ですから突然燃え上がるようなものも無い。どの作品も「愛おしさ」という言葉が似合います。そういう意味でなんだかホッとしてしまうのです。 なにか爽やかな読後感がありました。

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2012/08/25

異性の幼馴染みを幾つも描いた短編集。 親の転勤につぐ転勤で、幼馴染みとかに無縁な自分には、感覚的に理解が及ばない。 それぞれの幼馴染みの有り様というか、距離感の描かれ方は面白いと思うけど。 でも、全体的には寂しい気配が濃厚に漂ってる印象。

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2018/01/14

幼なじみをテーマにした作品集。 ・変身少女 ・らくだとモノレール ・あさなぎ ・遠回りもまだ途中 ・夏が僕を抱く ・ストロベリー ホープ あさなぎが一番印象に残ったな。 見合い相手は、近所に住む研吾。小学生の時にお姉ちゃんがキスした人。 やっぱり豊島さんは、人のコンプレックス...

幼なじみをテーマにした作品集。 ・変身少女 ・らくだとモノレール ・あさなぎ ・遠回りもまだ途中 ・夏が僕を抱く ・ストロベリー ホープ あさなぎが一番印象に残ったな。 見合い相手は、近所に住む研吾。小学生の時にお姉ちゃんがキスした人。 やっぱり豊島さんは、人のコンプレックスをもとに話を書くのが上手い。読んでるとザラザラした気持ちが甦る。 2015/02/07再読。 2018/01/14再読。 豊島ミホさんは何度も読み返してみたくなっちゃう。 今回はタイトル作の「夏が僕を抱く」が印象に残った。冬だからかな(笑)。ハネとミーちゃん。久しぶりに再会してもすぐに馴染めちゃうのは、やっぱり幼馴染みだからなんだろうな。あとがきにも書いてあったけど、幼馴染みがいない人は、そんな関係に勝手な憧れを持っちゃう。

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2012/08/11

単行本以来の再読。 初めてじゃないなという感覚で、記憶の片隅には残ってた。 読み終わって、やっぱり豊島さんの作品は好きだなぁとしみじみ思った。 幼なじみをテーマにした短編集。 どきどきしながら、切なくなりながら、一編ごとに登場する幼なじみの二人が愛おしくてたまらなかった。 甘...

単行本以来の再読。 初めてじゃないなという感覚で、記憶の片隅には残ってた。 読み終わって、やっぱり豊島さんの作品は好きだなぁとしみじみ思った。 幼なじみをテーマにした短編集。 どきどきしながら、切なくなりながら、一編ごとに登場する幼なじみの二人が愛おしくてたまらなかった。 甘酸っぱい。 「ストロベリー・ホープ」が一番良かった。

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2012/08/06

文庫化につき再読。 単行本時レビュー↓ http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-572.html

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