STUDIO MUMBAI Praxis の商品レビュー
ムンバイにある建築スタジオの作品集。石工、左官、木工をベースに時には布まで建材にして、ここまで現代的な姿になるのがすごいです。 建築スタジオに伝統的な大工、屋根葺職人、石工マスター等が集まって、出来上がった図面をもとに建てるのではなく、建て始めるプロセスの段階から合議してどう建...
ムンバイにある建築スタジオの作品集。石工、左官、木工をベースに時には布まで建材にして、ここまで現代的な姿になるのがすごいです。 建築スタジオに伝統的な大工、屋根葺職人、石工マスター等が集まって、出来上がった図面をもとに建てるのではなく、建て始めるプロセスの段階から合議してどう建てるかを決めていくって部分がとても刺激的な話でした。 スタジオの全員がスケッチブックをもとに、話し合いながら仕事の完成形を探していくんだそうな。 うちの会社のひとたちにもスケッチブック持たせたいです。
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単純でありながらそれでしかないという確信に満ちた造作。まさに「建築の神は細部に宿る」という格言通りだ。
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「Praxis(プラクシス)とは理論や知識や技能を実演や実行に移すこと、体現すること、あるいは実現することである。場合によっては、考えを実行、応用、行使、実現、あるいは実施する行為を指す」 スタジオ・ムンバイの方針。自然の力を建築に取り込みつつ、室内をその脅威から守る。 イン...
「Praxis(プラクシス)とは理論や知識や技能を実演や実行に移すこと、体現すること、あるいは実現することである。場合によっては、考えを実行、応用、行使、実現、あるいは実施する行為を指す」 スタジオ・ムンバイの方針。自然の力を建築に取り込みつつ、室内をその脅威から守る。 インドでの建築は法規制とは異なる物理的に制約がかなりキツいことが多いだろう。その中で、周辺環境に溶け込んでいる素晴らしい建築を構築出来ているように見える。
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建築家は本当に施工業者と闘わないといけないのか? スタジオムンバイの舵取りをするビジョイ・ジェイン氏。 本紙はビジョイ氏の建築に関する考え方はもちろん、如何に、大工、石工、板金、左官博士、パートナー建築家などの様々な業種の人間とコミュニケーションを取り、如何にプロジェクトを...
建築家は本当に施工業者と闘わないといけないのか? スタジオムンバイの舵取りをするビジョイ・ジェイン氏。 本紙はビジョイ氏の建築に関する考え方はもちろん、如何に、大工、石工、板金、左官博士、パートナー建築家などの様々な業種の人間とコミュニケーションを取り、如何にプロジェクトを導いてきたのかについて学ぶ事ができました。 また、各職人へのインタビューが収録されていて、多角的な視点からビジョイ氏の仕事について感じる事ができます。 職人もスケッチノートを持ち歩いていて、ドローイング、スケッチがコミュニケーションツールとしてプロジェクト初期から大活躍している事が驚きです。 自分のイメージを他者へ伝える為に、会話を物語仕立てにするなどの工夫も参考になります。 まずは問うこと・思い浮かべることから始まり、チームで会話を通してイメージや体験、雰囲気を共有し、そこから如何に表現するべきかの議論を進める。 様々な強みを持つ人が集まるチームで、如何に創造活動を推進するか?新商品開発プロジェクトと似通った点が多く、大いに学ぶ事ができました。
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急速に発展しながら、今もなお独自の文化を色濃く残すインドで、建築家と職人が一体となって設計・施工を一貫して行うスタジオ・ムンバイの作品集。モダンな構図を取りながらも素材感を生かした建物には、職人たちの技術の高さがうかがえる。(建築学専攻) 配架場所:工1B・建築 請求記号:22...
急速に発展しながら、今もなお独自の文化を色濃く残すインドで、建築家と職人が一体となって設計・施工を一貫して行うスタジオ・ムンバイの作品集。モダンな構図を取りながらも素材感を生かした建物には、職人たちの技術の高さがうかがえる。(建築学専攻) 配架場所:工1B・建築 請求記号:226-0:J.3 ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003071554&opkey=B148057331114711&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0
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ギャラ間で展示見てその場で購入。ルーバーがやたら多用されてて開放的で気持ちよさそうに見える。ムンバイの気候調べると年中暑くて雨季の降水量やばい。納得。 職人たちと良い関係が築けているんだなぁ。 "心地良いだけでなく、時には寂しくなるようなところもあったほうがいい。こ...
ギャラ間で展示見てその場で購入。ルーバーがやたら多用されてて開放的で気持ちよさそうに見える。ムンバイの気候調べると年中暑くて雨季の降水量やばい。納得。 職人たちと良い関係が築けているんだなぁ。 "心地良いだけでなく、時には寂しくなるようなところもあったほうがいい。これはなにも否定的な意味ではなく、いわゆる「人生」におけるあらゆる場面を喚起するようなもの、「人生」を内包したものであってほしい。それが建築に求められる役割ではないかと。" "人生なにが起こるかわからない。建築は人生を内包するものでないといけない、というからには、そこに予測不可能なものも含まなければならないんです。" "まず思想ありき、そしてその思想があらゆることの根拠にもなる。"
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ギャラリー間での 「Praxis」展。 久しぶりにどっぷりとはまってしまった。Bijoy Jainと職人たちの無数の手垢がついた建築。カタログから選んでるだけの日々に嫌気が・・・とはいっても止めるわけにもいかない。
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