世界を変える偉大なNPOの条件 の商品レビュー
あまり頭でも整理できていないので、大事だと思ったことは引用で。 普段の仕事と照らし合わせながら読んだ。手際の悪さもあり、どうしても目の前の業務や雑務でいっぱいいっぱいになり、何か新しいことを考えたり、他団体との連携などをしていこうとは考えられない自分がいる。むしろ予定調和である程...
あまり頭でも整理できていないので、大事だと思ったことは引用で。 普段の仕事と照らし合わせながら読んだ。手際の悪さもあり、どうしても目の前の業務や雑務でいっぱいいっぱいになり、何か新しいことを考えたり、他団体との連携などをしていこうとは考えられない自分がいる。むしろ予定調和である程度進んでくれないと、終わるものも終わらないという状況がほとんどな気がする。1人1人の生産性を上げたり、1人に集中的に内部の業務を振り分け、外部に目を向ける人や時間(それは業務がない=悪とみなされがちだけど)を意識的に増やしていかねばと考えさせられた。難しい。
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社会変革への影響力という観点から、NPOを分析。 ・政策アドボカシーとサービスの提供する ・市場の力を利用する ・熱烈な支持者を育てる ・NPOのネットワークを育てる ・環境に適応する技術を身につける ・権限を分担する という6つの原則があるという仮説を導き出し、その原則を実践に移すための視座を提供する
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丁寧な研究書。研究方法の詳細な記述がある点も好ましい。グラウンデッドセオリーによる質的研究の事例としても読める。 内容は大変に説得的。こうした社会セクターの役割はますます大きくなっていくであろう。政府と市場だけではプレイヤーは十分でないことが明らかになってきているからだ。 逆...
丁寧な研究書。研究方法の詳細な記述がある点も好ましい。グラウンデッドセオリーによる質的研究の事例としても読める。 内容は大変に説得的。こうした社会セクターの役割はますます大きくなっていくであろう。政府と市場だけではプレイヤーは十分でないことが明らかになってきているからだ。 逆に読めば「ダメなNPOあるある」としても読むことができてしまい、身につまされる部分も多い。
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久しぶりに巡り会った良書。 奇抜な手法論ではなく、ごく当たり前のことも書いてあるが、それゆえ説得力がある。 日本でも、今後ますます社会に対して重要な役割を担うNPOだが、その活動自体を客観的に正当に評価する指標は確立されていない。 この本では、NPOが社会へ与える影響力に着目...
久しぶりに巡り会った良書。 奇抜な手法論ではなく、ごく当たり前のことも書いてあるが、それゆえ説得力がある。 日本でも、今後ますます社会に対して重要な役割を担うNPOだが、その活動自体を客観的に正当に評価する指標は確立されていない。 この本では、NPOが社会へ与える影響力に着目し、社会的影響力の強い全米12のNPOを取り上げ、そのエッセンスを6つの原則としてまとめあげている。 6つの原則は、NPOだけでなく、一般企業や行政関係でも活用できる考え方であり、企業価値の中心が経済である営利団体に対しても新しい視点を提供してくれる。 しかし、NPO先進国である米国の事例から導きだされた原則であるため、この原則を単純に日本に当てはめても難しいであろう。日本ではNPO自体の認知や活動のフィールドが広がらなければならないと感じる。
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