POSSE 新世代のための雇用問題総合誌(vol.15) の商品レビュー
橋下氏を批判しているだけではなく、肯定する部分も掲載している。独裁についてどうだ、という低レベルな内容ではなかった。学者同士の対談を中心にまとめられている。 マスコミの報道だけにとらわれていてはダメだろう。
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先日の衆議院選挙を前にしたいろんなドタバタで、何が橋下改革なのかも良く分からなくなっているけれど、2012年6月刊行当時において、冷静かつ中立的に検証された本だと思う。
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「橋下徹はグーグルである」という視点は面白い。グーグル相手に論争しても勝てるわけがない。橋下発言をイチイチ追っかけてチェックしているわけではないので、全部ではなく部分的にグーグル化しているのかもしれないが。 但し、「自由化への希望」という視点は、別稿の「橋下にも期待できない弱者」...
「橋下徹はグーグルである」という視点は面白い。グーグル相手に論争しても勝てるわけがない。橋下発言をイチイチ追っかけてチェックしているわけではないので、全部ではなく部分的にグーグル化しているのかもしれないが。 但し、「自由化への希望」という視点は、別稿の「橋下にも期待できない弱者」と矛盾するものであり、この辺の投票行動・支持者層分析はまだまだ深堀する余地はあるように思う。弱者が自由や改革を求めているわけでもなく、基本的には現状維持派であり、弱者にとって今の日本がそれなりに満足できる社会であるという事であり、必ずしもグレートリセットを期待しているわけではないという事か?ポイントは受益と負担の不公平感の問題なのかもしれない。 全体的にはアンチ橋下トーンなのでその辺は割り引いて読む必要はあるだろう。
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