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下ネタという概念が存在しない退屈な世界(1) の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2021/03/21

冒頭にあるドラクロアの『民衆を導く自由の女神』をオマージュしたイラスト死ぬほど好き。 話しも面白かった。

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2018/12/08

わりとディストピアな背景のコメディ 事件がひと段落しても状況まるで改善していないあたり ライトノベルとして「空色パンデミック」のような構えの作品 メインヒロイン1と2の並立する描き方が 説明不足は多々あるが嫌味すくなく魅力的 舞台背景をおちつかせて脇との対比をつけて キャタクタ小...

わりとディストピアな背景のコメディ 事件がひと段落しても状況まるで改善していないあたり ライトノベルとして「空色パンデミック」のような構えの作品 メインヒロイン1と2の並立する描き方が 説明不足は多々あるが嫌味すくなく魅力的 舞台背景をおちつかせて脇との対比をつけて キャタクタ小説として大成して欲しいものである

Posted byブクログ

2018/04/21

マイ本棚にあったライトノベル「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」を読破。 自分でもなぜこの本を購入したのか分からなかったが、昨年映画化された傑作「二度めの夏、二度と会えない君」の著者と知り、振り幅の広さに驚いた。尚本作は小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!

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2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ネタバレ 確かに下品な表現(というよりキャラクターの台詞)がてんこ盛りだ(悪い意味ではないよ)。そして、構成は粗削り(殊に谷津ヶ森お宝争奪戦の展開)と言わざるを得ない。しかし、表現行為とはどういう社会において充全化しうるか、その自由が真に価値あるものとなりうるにはいかなる条件を要するかという抽象的なテーマに昇華させると、本書の描くディストピアの恐ろしさを感じずにはいられない。もちろん、そういうお話は「華氏451度」等でも描かれるが、エロとギャグの力技で一気に駆け抜けさせる本作はそれはそれで十分価値ある一品かと。 ◆構成の粗を述べてしまったが、1頁目の時岡学園入試問題の内容で、本作の世界観を一気見させ得た点は別儀。

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2015/06/22

http://kawataka-giken.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/4094513523.html

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2013/11/19

「シモネタという概念が存在しない退屈な世界」の冒頭を読んだ。アホだw ある意味ではシリアスにも持っていけそうな設定を、思いっきり馬鹿な方向に振り切るのは偉いなぁw 赤城大空「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」読了。不健全な言動を取り締まるディストピアにおける、反体制派の活...

「シモネタという概念が存在しない退屈な世界」の冒頭を読んだ。アホだw ある意味ではシリアスにも持っていけそうな設定を、思いっきり馬鹿な方向に振り切るのは偉いなぁw 赤城大空「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」読了。不健全な言動を取り締まるディストピアにおける、反体制派の活動の物語…なのだよ本当にw いや、バカSFとして面白かったす。卑猥な言葉を言い換えての会話(ドッキング行為とかw)なんかは、ディテールとしてもいいし、笑いましたw 設定自体がぶっ飛んでいるだけに、長編になるともう少し説得力が欲しくなってしまうところはある。ディストピアが出来上がった過程とか。なんで、この世界観を元にした連作短編くらいにすると、あほなエピソードを楽しむ作品としてより楽しみやすいかも。とはいえ、想像以上に楽しめましたw

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2013/11/05

性教育を完全に排し、下ネタという概念がなくなった日本で主人公とヒロインはレジスタンス活動を行うのだが・・・ 久々に笑いながら読んでしまった。最初の挿絵から民衆を導く自由の女神をもとにしていておもしろかった。 エロ本を求めて800人の生徒が隠し場所に突撃するなど、終始ギャグに一貫...

性教育を完全に排し、下ネタという概念がなくなった日本で主人公とヒロインはレジスタンス活動を行うのだが・・・ 久々に笑いながら読んでしまった。最初の挿絵から民衆を導く自由の女神をもとにしていておもしろかった。 エロ本を求めて800人の生徒が隠し場所に突撃するなど、終始ギャグに一貫しており、今後が楽しみな作品の一つになった。

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2013/10/16

文章力、表現力はライトノベルのそれだが、設定、展開は面白かった。下ネタを連ねるだけに留まらず、下ネタを一切禁じた世界では青少年がどうなってしまうのか、下ネタを禁じる大人たちの醜さが描かれている。今後の展開が気になる。

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2014/04/25

下ネタという概念が世界になくても、小説内は下ネタだらけです(笑) 法律により性的な言葉や表現が禁じられ、少年少女は一般的な赤ちゃんの作り方だとか、男女交際すら知らない感じ。 主人公は普通の知識を持ってるだけなんだけど、他から見れば危険因子的な存在。弱みを握られ、下ネタテロ組織...

下ネタという概念が世界になくても、小説内は下ネタだらけです(笑) 法律により性的な言葉や表現が禁じられ、少年少女は一般的な赤ちゃんの作り方だとか、男女交際すら知らない感じ。 主人公は普通の知識を持ってるだけなんだけど、他から見れば危険因子的な存在。弱みを握られ、下ネタテロ組織SOXの一員になってしまった話。 ギャグかと思いきや、愛情表現の仕方を知らない子供たちの歪んだ行動とかありそうで怖いな。知識を与えられていないから、やってはいけない事がわからないっていう。 ハエのアレなシーンとか、まさかの押絵チョイスにときめいたww表紙といい、はじけてる感じが好きだな! 人を選ぶだろうけど、個人的にはとても面白かったです。

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2013/04/30

ネタ小説と思いきや。 この小説の良さはキャラの立ちようが素晴らしいこと。 序盤の非常識人が後半では常識人に見えるという不思議さ。 問題はやはり下ネタの多さでしょうね。 その点において好き嫌いははっきりと分かれると思います。 私は好きですけどね。 下ネタ連呼している癖に、実物を...

ネタ小説と思いきや。 この小説の良さはキャラの立ちようが素晴らしいこと。 序盤の非常識人が後半では常識人に見えるという不思議さ。 問題はやはり下ネタの多さでしょうね。 その点において好き嫌いははっきりと分かれると思います。 私は好きですけどね。 下ネタ連呼している癖に、実物を見て悲鳴を上げる姿にちとときめきました。

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