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ぜんぜん酔ってません の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2023/12/24

飲むわ飲むわ。なんともよく飲むこと。しかも食べる場面が、もつ焼きぐらいでほとんど登場しない。酒飲みはたいていのことを肴にしてしまうから、それはそれでイイのだけど。下品さがないのは好い。 印字フォントが大きいのはご愛嬌という事で。

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2018/10/28

"お酒飲みの哲学。飲まずにはいられないので、アルコール中毒?とまではいかないと当人は思っているに違いない。これほどの書き手なので読書もしているでしょうが、そんな暇はないくらい飲んで仕事をしている。まぁ飲むのが仕事だと言ってしまえば、プロ根性の塊ともいえる。 酔っても嫌味...

"お酒飲みの哲学。飲まずにはいられないので、アルコール中毒?とまではいかないと当人は思っているに違いない。これほどの書き手なので読書もしているでしょうが、そんな暇はないくらい飲んで仕事をしている。まぁ飲むのが仕事だと言ってしまえば、プロ根性の塊ともいえる。 酔っても嫌味がないのが伝わってくる。きっといいおじさんなんでしょうね! 著者のファンになりました。"

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2014/12/16

雑誌「酒とつまみ」の編集長による、お酒にまつわる悲喜こもごものエッセイです。 学生ならともかく、いい大人が飲みすぎて記憶飛ばしたり電車乗り過ごしたりタクシーの運転手さんに絡んだりしちゃダメだろう、飲むために点滴とか吐いてまた飲むとか本末転倒だよ、と嘆かわしく思います。思います、が...

雑誌「酒とつまみ」の編集長による、お酒にまつわる悲喜こもごものエッセイです。 学生ならともかく、いい大人が飲みすぎて記憶飛ばしたり電車乗り過ごしたりタクシーの運転手さんに絡んだりしちゃダメだろう、飲むために点滴とか吐いてまた飲むとか本末転倒だよ、と嘆かわしく思います。思います、が。飲んだ後だろうと二日酔いだろうと仕事をするし、場合によっては徹夜で仕事するまたは飲むし、ができるのはご本人が意識しているかはともかく結構精神力のいる生活なのではないかと。基本は陽気な酒なので飲み友達も増えるしお店の人とも仲良くしてらっしゃるご様子。これは外で酔っぱらわないとできない人脈や体験で、それが仕事の財産になってるんですね。 初めての飲み屋さんではこういうおじさんがいてくれると馴染みやすくて助かるなぁ。でも上司だったらちょっときついです。

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2013/10/09

一巻まるごと飲み話。 粋人ではなく、酔人。「微酔、酩酊、泥酔の階段を上がるそのと き、酔人にしか見えない何かが見えてくる。」 酔っ払いランク3「目は開いているし、なんとか話もしているが、明日になればところどころ覚えていない状態」ランク3~4はよくあるね。 目的の駅を通過する「ブラ...

一巻まるごと飲み話。 粋人ではなく、酔人。「微酔、酩酊、泥酔の階段を上がるそのと き、酔人にしか見えない何かが見えてくる。」 酔っ払いランク3「目は開いているし、なんとか話もしているが、明日になればところどころ覚えていない状態」ランク3~4はよくあるね。 目的の駅を通過する「ブラックアウトエキスプレス」このエキスプレスだけは許せん。 「大丈夫?」「ダイジョウ フー」は終わってる。 哲学書だ。しかし、酔った帰りの電車で読むには気持ち悪い。「もう、いい!」

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2015/12/10

●は引用、→は感想 ●ブラックアウトエキスプレス。 →(^O^)。若い頃は飲んでも寝過ごすことが無いのが自慢だったが、最近は乗り過ごすことが増えつつある。自分の場合は、終電間近や、遠くから帰る場合は緊張して乗り過ごさないが、近場、終電までに時間がある場合は、この傾向が多い。

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2013/01/04

読み始めて数ページで大好きにまりました。 お酒飲んだり酔っ払っている話っていいよね、うきうき。それが一冊丸ごと詰まっているなんて夢のよう。単なるお酒好きウンチクエッセイとはまったく異なる陽気さ。勿論「お酒がスキです」って話なんだけどそれ以上に「飲み屋さんがすきです!」っていう雰囲...

読み始めて数ページで大好きにまりました。 お酒飲んだり酔っ払っている話っていいよね、うきうき。それが一冊丸ごと詰まっているなんて夢のよう。単なるお酒好きウンチクエッセイとはまったく異なる陽気さ。勿論「お酒がスキです」って話なんだけどそれ以上に「飲み屋さんがすきです!」っていう雰囲気がとても楽しい。飲みにいかなくっちゃ!って駆り立てられる。気持ちが逸る。 個人的には『ぜんぜん酔ってません』てカッコわるいよなあ…酔ってるときは『ハイ!べろべろです!』って言いたいなあと思ってたんだけどこの本に出会って考えを改めました。楽しければそんなことはどうでもいいですね。この本の一番好きなところはワルモノの酔っ払いが出てこないところです。酔っ払って深酒して人に迷惑かけても「やらかしたなあ」。またそれを誰も咎めない世界観が私のような万年ヨッパライにはじんときてしまう。世界中がこんな風に優しくなれたらすてきだね。

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2012/08/11

 酒飲みの行動と心理を、自己体験に基づいて書いた作品。  飲みすぎて大変な思いをしても、懲りないところがいいが、自分ではこんな飲み方はしたくないなと、反面教師的に読ませてもらった。  大変な時間と金銭の浪費を、明るく描けるのはうらやましいとしか言いようがない。

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2012/08/10

 ミニコミ誌季刊「酒とつまみ」(季刊って言っててここ何年かは年に1冊しか出てないのが酔っ払いクオリティ)発行人のエッセイ集、というか泥酔回顧録。  いろんなお店に行ってるのに店舗の情報は殆どなく、「どこそこの店で泥酔した」「更に次に行ってしこたま呑んだ」という話の連荘で酒飲みな...

 ミニコミ誌季刊「酒とつまみ」(季刊って言っててここ何年かは年に1冊しか出てないのが酔っ払いクオリティ)発行人のエッセイ集、というか泥酔回顧録。  いろんなお店に行ってるのに店舗の情報は殆どなく、「どこそこの店で泥酔した」「更に次に行ってしこたま呑んだ」という話の連荘で酒飲みなら誰でも楽しく、少し反省を交えながら読める本。  時間と金と健康をアルコールに捧げた男の本として大変秀逸です。

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2012/08/03

かつてプロ野球界に「酒仙投手」と呼ばれた豪快な選手がいた。今井雄太郎・佐藤義則以降、とんと耳にしなくなったなぁ。何れも上品なチームカラーの阪急ブレーブスというのが興味深い。 本書の著者 大竹聡は聞きにし勝る酒仙ライター。僕と同い年の48才。僕も毎日晩酌を欠かさないが、著者...

かつてプロ野球界に「酒仙投手」と呼ばれた豪快な選手がいた。今井雄太郎・佐藤義則以降、とんと耳にしなくなったなぁ。何れも上品なチームカラーの阪急ブレーブスというのが興味深い。 本書の著者 大竹聡は聞きにし勝る酒仙ライター。僕と同い年の48才。僕も毎日晩酌を欠かさないが、著者のような連日の鯨飲はできない、そもそもそこまで受けつけない。零時を過ぎればモーレツな睡魔に襲われ撃沈は必至。 一気読みしたのがこたえたのか、出てくる話が酒・酒・酒なもんで、読後感はすきっ腹に冷や酒をひっかけたような軽い酩酊状態。著者は連日酷い二日酔いの身体を引きずり、取材をこなし、酒が抜けはじめる宵の口から杯を開ける。二杯が三杯、一軒が二軒…と、何時の間にやらエンジンはフルスロットル。今日も元気だ酒が旨いと今夜も深酒。それでも無事に帰還できればいいが、泥酔の体で乗った電車はブラックアウト・エキスプレスと化し、気づいた時には高尾山。 著者は酒好きが高じて、2002年酒飲み人生謳歌マガジン「酒とつまみ」を創刊。「中央線ホッピーマラソン」なんてバカげた企画に自ら挑戦。中央線の始発駅から終点までの居酒屋を1軒1軒飲み歩いて、しかもホッピーしか飲んじゃいけないという企画。健康志向の風潮を嘲笑うかのような、不健康なオヤジの酔態を真剣に取り上げる。居酒屋道を説く訳でなし、酒のウンチクを語る気など、サラサラなしの酔っ払いによる酔っ払いのためのカストリ雑誌、実にアッパレ!

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2012/07/26

ぜんぜん面白い! 僕も飲み出すと止まらないほうだが、こんなにたて続けには飲まない。翌日があるから。 著者に言わせるとそれは「今の若者」。 と言っても、僕と著者は4歳しか離れてないのよ。 うーん。。今の若者の気概のなさは僕達が作ったのかね? 冷凍庫で凍らせてシャーベット状にした焼...

ぜんぜん面白い! 僕も飲み出すと止まらないほうだが、こんなにたて続けには飲まない。翌日があるから。 著者に言わせるとそれは「今の若者」。 と言っても、僕と著者は4歳しか離れてないのよ。 うーん。。今の若者の気概のなさは僕達が作ったのかね? 冷凍庫で凍らせてシャーベット状にした焼酎で作るホッピー、うまそう。でも冷凍庫に瓶のまま焼酎いれて割れないのだろうか? とにかく色んな酒を、いろんな人たちと、いろんな場所で呑み続ける著者が羨ましい。 金が、、、何て思ったらダメなんだろうな。

Posted byブクログ