予約の消えた三つ星レストラン の商品レビュー

アレクサンダーキャンピオン【著】,小川敏子【訳】

2013/08/29

カプシーヌの初めての殺人事件捜査、曲者ぞろいの刑事部、対外治安総局勤務の食えない従弟、産業スパイの暗躍。素材は良好。高級レストランに縁遠い私としては料理の薀蓄より捜査チームにスポットをあててほしかったかな。

2013/11/18

訳が悪いのか、元々の文体が悪いのか読み進めにくく挫折。
ストーリー的には面白そうだったのに。
表紙もカワイイ。

2012/11/14

2012年11月14日読了。
★2.5。
コージー要素はあるけれど、主人公がパリ警視庁の女警部なので、厳密にはコージー・ミステリではないと思う。大企業の社長が殺され、国家間の産業スパイが絡んで・・・と、大風呂敷を広げた割には何ともお粗末で薄い内容。

2012/10/27

コージーミステリにしては内容が重たいですよ？外交問題とか産業スパイとか。主人公はものすごく美人で素敵だということで、これもよくあるコージーミステリとは違いますね。絵がかわいいから紛らわしいけど、ハードボイルド小説として読んだ方がいいかも。

2012/08/20

フランスの実際にある会社の社長が殺されてしまうので、日本ではないなと感心しました。謎解きを楽しむと言った類いの本ではないですが、またいきなり固有名詞が出てくるのでいったいこの人誰？と言ったことがあるし、捜査の過程もじっくりと書き込まれていないと言うこともあって、分かりにくい話ではあります。それであっても、面白かったです。カプシーヌは、社長の殺害動機がある被疑者がとんでもなくたくさんいるのに、それを1人ずつあぶり出していくところが読みどころだと思います。