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古今亭志ん朝 大須演芸場 CDブック の商品レビュー

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2023/12/17

▼古今亭志ん朝さんの「大須演芸場での音源のCDBOXセット」に特典みたいに入っているけっこう豪華な付録本。これを持っているということは、当然そのボックスセットを買っているということです。 ▼志ん朝さんは大好きという言葉では言い足らないくらい大好きなんですが、同時に僕だけでは無く...

▼古今亭志ん朝さんの「大須演芸場での音源のCDBOXセット」に特典みたいに入っているけっこう豪華な付録本。これを持っているということは、当然そのボックスセットを買っているということです。 ▼志ん朝さんは大好きという言葉では言い足らないくらい大好きなんですが、同時に僕だけでは無くて、恐らくいちばん今生きている人に人気のある「物故落語家」なのではないでしょうか。言い換えると、「そこそこそ高価なBOXセットを出すと、いちばん儲かる落語家」なのでは、と思います。どうしてかというと、明確にいっぱい商品が出てるから。談志さんとかに比べると圧倒的です…。 ▼三百人劇場の独演会、東横落語会…などなどそれぞれ権利があるでしょうから、公演シリーズ単位で出ていますが、これは名古屋の大須演芸場で割と晩年に毎年行った独演会の音源。音質が悪い。口演している志ん朝さんは、CD出すなんて全く考えてない。小屋主さん(席亭さん)が、自分の楽しみ?のために録音した完全私家版なんでしょう。音質が悪い。初め聞いてのけぞって、「こ、こんなもののためにこの値段…」とどす黒い感情に襲われました。 ▼なんですけれど、これが他のシリーズに比べて「絶対音源などは世に出ない。もっというとジャーナリズムもあまり来ていない。地方だから」という気楽さがあるのが、良いんですね。音質は悪いけれど。志ん朝さんが、晩年の小三治さんかと思わせるような自由脱線な長尺まくらなぞあったりして。これは唯一無二の垂涎ものでした。音質は本当に悪いのですけれど。

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2018/03/12

90年代の志ん朝 4万円超のCD bookかぁ。 多分星五つ。 一度だけ生で観た。落語はこの人ひとりいれば、こっちが死ぬまで安泰と思っていた。

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2012/07/22

欲しかった古今亭志ん朝の全集。あの潰れかかった名古屋は大須演芸場で開催した独演会の録音だ。全部で30枚プラスボーナスCD2枚の合計32枚組みの大作であり、1CD当り2席なので全64席、一生物の全集だ。 志ん朝の晩年の著書を読むと名古屋での独演会を最初のうちは随分と楽しんでやって...

欲しかった古今亭志ん朝の全集。あの潰れかかった名古屋は大須演芸場で開催した独演会の録音だ。全部で30枚プラスボーナスCD2枚の合計32枚組みの大作であり、1CD当り2席なので全64席、一生物の全集だ。 志ん朝の晩年の著書を読むと名古屋での独演会を最初のうちは随分と楽しんでやっていたようだが、後年、段々と志ん朝自身が「名人」と奉られると共に所謂追っかけが何時も観客席に陣取るようになると代わり映えしない観客とその反応に疲れていたかのように感じていたようだが、まあその当りは聴いているだけでは分からない何時もの志ん朝だ。 まあそんな名人の悲哀は別として一種の歴史というか記録なのでこれは大事に聞き込んでいきたいと思う。 但し、本CDの不満点を挙げるとするならばやや録音のレベルが他の音楽CD等に比べると低いこと。そしてPCに取り込んでみると分かるのだがCDのプロパティがめちゃくちゃに記載されていることが非常に気になる。例えばある物は「Disc1」とあるし、あるものは「4(全角数字)」とあり、そしてあるものは「3(半角数字)」とあり全部取り込むと順番には並ばない。折角の30枚ものの大全集なのだが、その仕上げには万全な注意が払われていないのが何とも残念だ

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2013/02/23

日本一、客の入らないという伝説の演芸場。その大須演芸場を連日満員にしたという、これまた伝説の志ん朝独演会のCD集です。 山の仲間に教えていただいて購入してしまいました。 もったいなくて少しずつ、少しずつ聴いていますが、マクラもご当地ネタなんか入っていていいですね。 その山のお仲間...

日本一、客の入らないという伝説の演芸場。その大須演芸場を連日満員にしたという、これまた伝説の志ん朝独演会のCD集です。 山の仲間に教えていただいて購入してしまいました。 もったいなくて少しずつ、少しずつ聴いていますが、マクラもご当地ネタなんか入っていていいですね。 その山のお仲間は、実際当時その場に居て聴いておられるので、感慨も一塩だと思います。 本当に羨ましい限りです。

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