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浜村渚の計算ノート(3と1/2さつめ) の商品レビュー

4.2

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

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  3. 3つ

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2023/11/06

今回は長編。 ちょっと数学が理解できて読みながら勉強もできました笑 むかし好きだった算数、数学。 天秤問題とか読みながら考えた〜。兄弟への分配問題、あれって別の解き方ありますよね?笑

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2023/03/22

今回も大変面白く読ませていただきました。相変わらず数学部分は飛ばし読みです。初めての長編と言う事でしたが、どちらかというと短編が長く成っただけと言う感じでした。

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2023/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数学は嫌いだし苦手だけどミステリーが好きだから読み進めてるシリーズ。 今回は渚ちゃん夏休みでホテルを舞台に繰り広げられる話で面白かったー!

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2022/12/03

とても、良かった 今までフェルマーの定理は名前だけ知ってるって感じだったけれど、読んでいてこれがフェルマーの定理なのかと、思った。数学好きにはたまらない作品だった。

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2022/11/13

浜村渚シリーズ第四作目。初の長編、最高だった。「フェルマーの最終定理」と聞けば、数学好きは興奮する。そして、孤島・館はミステリ好きにはたまらない。また、数学用語のオンパレード。フェルマーの最終定理はもちろん、クラインの壺、パスカルの三角形、フェルマー数、アルキメデスの原理、等々。...

浜村渚シリーズ第四作目。初の長編、最高だった。「フェルマーの最終定理」と聞けば、数学好きは興奮する。そして、孤島・館はミステリ好きにはたまらない。また、数学用語のオンパレード。フェルマーの最終定理はもちろん、クラインの壺、パスカルの三角形、フェルマー数、アルキメデスの原理、等々。さらに、読者への挑戦状付き。最後のトリックの証明は、見事な伏線回収だった。数学・ミステリ好きは、必読の書。

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2022/06/14

「転落死×隠された遺産」 最終定理が解けるとき。 人生をかけて立証したはずなのに、イタズラ心のせいで全てが白紙になってしまうなんて。 楽しい旅行と思えばいいのかもしれないが、本来の目的を達成出来てないのは大丈夫なのか。 「聞き込み捜査×ゲーム」 証明するための下準備。 どれだけ...

「転落死×隠された遺産」 最終定理が解けるとき。 人生をかけて立証したはずなのに、イタズラ心のせいで全てが白紙になってしまうなんて。 楽しい旅行と思えばいいのかもしれないが、本来の目的を達成出来てないのは大丈夫なのか。 「聞き込み捜査×ゲーム」 証明するための下準備。 どれだけ聞き込みをしても、事件だという証明が出来ない限り頑張りは無駄になるかもな。 泳がされているのは犯人だけでなく、自分たちもだと自覚しきれてないから襲われたのでは。 「すべての謎が解けるとき」 不屈の難問を解くため。 当時起きた事に関しては本人たちも認め証明されたが、音はどうやって隠したのだろうか。 知る者が聞けばなるほどと思うのかもしれないが、定理に当て嵌めるまでが難しすぎないか。

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2022/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらずすいすいと読み進めることができて、なおかつ知的にも満足させられる作品シリーズである。 今回のテーマはフェルマーの最終定理。 数学に詳しくない人でもなんとなく耳に覚えはあるかもしれない。自分は数学なんてからっきしだったが、それでもうっすら聞いたことはあるのである。 個人的には定理の内容そのものよりも、それに付随する証明するには余白が狭すぎるとか言ってしまうくだりなんかが記憶に残っているのだが、肝心の中身はさっぱりである。そんでもってこの定理の中身そのものは、正直言って事件とはあまり関係ない。 だが、そこかしこに散りばめられた数学ネタや知識が、なんだか読み終えた自分を2レベルくらい上げてくれたような気にさせてくれるのである。 個人的にはミステリーの中で数学をうまく絡めたマステリーとでも呼びたくなるシリーズなのである。

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2021/10/11

シリーズ4冊目でフェルマーの最終定理に入るのは少し早くないか? と何となく思った。x^n+y^n=z^nを満たすn=3以上の自然数はないことを証明するために苦闘した数学者たちの逸話を織り交ぜて物語は進行する。著者があとがきで触れたS・シン著『フェルマーの最終定理』は2013年に読...

シリーズ4冊目でフェルマーの最終定理に入るのは少し早くないか? と何となく思った。x^n+y^n=z^nを満たすn=3以上の自然数はないことを証明するために苦闘した数学者たちの逸話を織り交ぜて物語は進行する。著者があとがきで触れたS・シン著『フェルマーの最終定理』は2013年に読了済み。しかし、本作に登場した料理「リベット」のことは記憶になく、小説家の着眼点と記憶力は凡人とは違うのだな~なんて思った。最後にキューティー・オイラーの「お礼」動画を見た警視庁・武藤刑事の気持ちは如何ばかりか。『ルパン三世』みたいなオチだな~(笑)

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2020/10/07

シリーズ初の長編で、これまでで最も数学的要素が多い。 しかし、第3巻までを読んだ人であれば、数学の楽しさがわかっていて(もしくはわかってきて)、のめり込める作品になるはずだ。 最大のテーマはタイトルの通り「フェルマーの最終定理」だ。 それにまつわる理論やら逸話やらをまとめて味わ...

シリーズ初の長編で、これまでで最も数学的要素が多い。 しかし、第3巻までを読んだ人であれば、数学の楽しさがわかっていて(もしくはわかってきて)、のめり込める作品になるはずだ。 最大のテーマはタイトルの通り「フェルマーの最終定理」だ。 それにまつわる理論やら逸話やらをまとめて味わえる。 ミステリ作品としても傑作だと思う。 なにしろ途中で著者が「読者への挑戦」をやってのけているくらいだ。 これまでのシリーズで一番の出来だと思う。

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2019/12/04

瀬戸内海に浮かぶ島で起きた事件が「黒い三角定規」に関係しているようだ、との事で現地に向かう渚ちゃん達御一行。なのに岡山県警の寺森に別の島の数学好きしかいない数学要素満載の「ホテル・ド・フェルマー」に連れて行かれここで起きた密室状態での転落死事件とホテル前オーナーが残した遺産の在処...

瀬戸内海に浮かぶ島で起きた事件が「黒い三角定規」に関係しているようだ、との事で現地に向かう渚ちゃん達御一行。なのに岡山県警の寺森に別の島の数学好きしかいない数学要素満載の「ホテル・ド・フェルマー」に連れて行かれここで起きた密室状態での転落死事件とホテル前オーナーが残した遺産の在処の謎に挑む事になる。今回は簡単な謎々から結構難しめの数学ネタも出てくるけど数学好きの皆様の愛に溢れた解説が丁寧で楽しく読める。謎はパズル的要素強めだけどその分上手く数学と絡み合っており理解した瞬間のスッキリ感が気持ちいい。学生時代に読んでいたらもう少し数学好きになれたかも、と思える一冊。

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