お坊さんはなぜ領収書を出さないのか の商品レビュー

大村大次郎【著】

2022/06/27

タイトルから宗教法人の税務に関する本かと思ったが、以前は「そば屋はなぜ…」だったのが、そば屋が脱税をしているかの如く、この方々からの反発があり、改題したとのこと。坊さんは脱税している可能性が強い超不良業種だが、聖職者ということで襟を正してもらう意味が強いからのようだ。元国税庁職員の一般的な税金に関する話であり、ここまでホンネを明かして良いのかと思うほど、かなり生々しい実情を明らかにした楽しい本であるが、国税当局からすると迷惑なのでは…。領収証の話し、売上を隠す話しなどの豊富な例が正に脱税のヒントになってしまうのでは！？

2020/03/10

元国税調査官の大村大次郎は調査の手法を知悉している。検察が起訴した裁判は検察側に立証責任がある。同様に脱税・申告漏れ・所得隠しは税務当局に挙証責任があるのだ。素人は「税務調査」と聞いただけで震え上がってしまうものだが、大村は「恐れることはない」と断言する。
https://sessendo.blogspot.com/2020/03/blog-post_10.html

2018/06/28

この大村大次郎さん、元国税調査官ということで裏側の話が色々出てくる。ネタとしてもじゅうぶん面白いけど、文章もすっきり読みやすくてすらすら面白い。
脱税がよくないこととはいえ、これだけ色んなネタがあるわけだから脱税の普及率といえば（？？ ）言わずもがな？？？
しかしややこしい手法とかをみてると、やっぱり普通に納税するのが１番ラクなのだなと思う。

2017/05/14

元国税査察官が、領収書を取り上げながら、節税の方法を指南した一冊。

自営業の人には有効だが、サラリーマンには中々厳しいので、いつか役に立つ機会があればという感じ。

2016/02/22

B勘屋、かぶり屋などなど。

タイトルはお坊さんだけども、坊さん以外にも領収書にまつわる、元マルサによる一冊。
坊さん業界は実に七割が脱税してるとか。やっぱり現金商売はよく深くなるのかな。
そう言えば、カウンタック転がしてた、タレント気取りの生臭坊主がいたな。

青色確定申告ってのは、戦前にはなくて、丼勘定でやってたのにね。
日本では、過剰な年貢の取り立てに反旗を翻し、市民が勝ち取った権利じゃなくて、GHQのマッカーサーによるプレゼントなわけだ。
資本主義ってやつですね。

にしても、サラリーマンには税制って冷遇だよね。控除三割だもんね。

個人事業主の皆さん、この一冊を読んで脱税なんかしませんように。

にしても、税金がきちんと納まると税務署の仕事がなくなるってのも矛盾するよね。脱税してもらわないと、税務署員の仕事がなくなるわけだ。うーん。

2013/05/06

税金に関する本です。
自営業の人とか、これから独立しようとしている方が税金について学び始める際に参考になるかもしれません。サラリーマンの方は読んだらうらやましくなるかも?

2012/07/30

いやー。
お坊さんっていうより、政治家の適当な税金の使い方をもっとぶった切ればいいのにね。

お坊さんだってやってんだから、政治家だってまぁ仕方ないんじゃない？ってことにしておきたい。
という意図を裏読みをしてしまったり。
中途半端な本でした。
残念。