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自分で作るハブダイナモ水力発電 の商品レビュー

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2014/01/14

 発電の話をするためにはまず、3.11の大津波大震災と原発の否定から入らなければならないという決まりがあるかのように本書もそこから始まっている。  水車の設計図もあり実際に作った写真も掲載されているし、整流回路の回路図や部品の種類も掲載されているのでので作ることができそうに見える...

 発電の話をするためにはまず、3.11の大津波大震災と原発の否定から入らなければならないという決まりがあるかのように本書もそこから始まっている。  水車の設計図もあり実際に作った写真も掲載されているし、整流回路の回路図や部品の種類も掲載されているのでので作ることができそうに見える。しかし、それらをどう接続するのかが書かれていないため、発電システムにすることができない。また、基板も自作しているが、実体配線図(基板の裏側)が掲載されていない。さらに電気の利用についてもやはりどうつなげるのかが書かれていない。要するにノウハウの肝となる部分が抜け落ちているのである。これでは「実際に自分で電気を作って使ってみよう」と言いながらも実際にやっているのは「作らせない」「使わせない」であり矛盾している。加えて、自作水力発電の設置例を紹介しているが著者が設置した物がないのも気になった。「この電気柵に使えるかもしれない」とは言いつつ提供したという記述はない。やはりここでも「使わせない」の姿勢が貫かれている。原発が云々と主張しているが、単に「発電できる自分」という優越に浸りたいだけに見えた。

Posted byブクログ

2012/08/20

自転車のハブ・ダイナモの発電機を使って、水力発電装置を自作してしまおうとする本。 ハブ・ダイナモとリム・ダイナモの違い、水車の形の違いによる電力発生の違い、整流装置(交流→直流)の作り方など、昔の工作シリーズのような本で、わくわくしながら読んでしまった。昔はこのような自作する本...

自転車のハブ・ダイナモの発電機を使って、水力発電装置を自作してしまおうとする本。 ハブ・ダイナモとリム・ダイナモの違い、水車の形の違いによる電力発生の違い、整流装置(交流→直流)の作り方など、昔の工作シリーズのような本で、わくわくしながら読んでしまった。昔はこのような自作する本がたくさんあったように思える。 同じシリーズに、太陽光発電、風力発電もあるようなので、機会があれば読んでみたい。

Posted byブクログ