封印されたグリム童話 の商品レビュー
ヤ-コブとヴィルヘルムのグリム兄弟が「子どもと家庭のための昔話」をまとめた1812年出版の『グリム童話集』には、残酷で血なまぐさいグロテスクな物語が収められていたため、改版を繰返しながら〝削除〟されていきました。 「子どもに読ませたくない」封印された33篇は、ドイツの奥深い森にひ...
ヤ-コブとヴィルヘルムのグリム兄弟が「子どもと家庭のための昔話」をまとめた1812年出版の『グリム童話集』には、残酷で血なまぐさいグロテスクな物語が収められていたため、改版を繰返しながら〝削除〟されていきました。 「子どもに読ませたくない」封印された33篇は、ドイツの奥深い森にひそむ魔物たちと比べれば、現代社会に蠢く「悪魔」のような人間の方がよほど質が悪いな、と感じさせる内容でありました。
Posted by
グリム童話の中でも改版を繰り返すうちに除外されていったという33話。 その割には青髭や屠殺ごっこなど知られている話も含まれている。 短い話だが「絞首台の男」と「黄金の小さな足」は好み。
Posted by
この手の本はけっこうでてるので、珍しい物語が載っているわけではない。グリム童話は、継母ではなく、実の親が・・とかいうの多いよね。実の兄弟でとか。 グロテスクというと、屠殺ごっこかな。有名ですよね。
Posted by
本当は恐ろしい……とかではなく。削除されてしまった物語だそうです。でもけっこう知ってるのもあるなあ。たしかに残酷なものが多いけれど。どこかしらシュールで印象的です。 お気に入りは「ふうがわりな食事会」。あまりにシュールすぎる! そしていろいろ想像が広がってしまうので、なお怖い一作...
本当は恐ろしい……とかではなく。削除されてしまった物語だそうです。でもけっこう知ってるのもあるなあ。たしかに残酷なものが多いけれど。どこかしらシュールで印象的です。 お気に入りは「ふうがわりな食事会」。あまりにシュールすぎる! そしていろいろ想像が広がってしまうので、なお怖い一作です。
Posted by
なんでこうなるのかな?これは酷いなあ、あれ?王道じゃない? とくるくる回る童話集でした。 知っている物語に近しいものもあったけど。 本当や嘘を表しすぎてしまうと残酷にもグロテスクにも 素敵な物語にもなってしまうような。
Posted by
- 1