受いれる の商品レビュー
加島祥造さんの詩集ですね。 加島祥造さん(1923~2015東京生まれ) 詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオリスト、墨彩画家。数々の賞を受賞されています。 『受け入れる』の題名で小編の詩を連作された、すこし詳しく不思議な詩集です。 九十歳近い年齢で産み出された、人...
加島祥造さんの詩集ですね。 加島祥造さん(1923~2015東京生まれ) 詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオリスト、墨彩画家。数々の賞を受賞されています。 『受け入れる』の題名で小編の詩を連作された、すこし詳しく不思議な詩集です。 九十歳近い年齢で産み出された、人生を見つめる感慨や教訓、想い等が次々に紡ぎ出されています。難しい言葉を使わずに、さりげなく語られていますから、受け入れやすいですね。 それぞれの小編に題名はありませんから、抜粋で紹介します。 自然はあなたを生み 生かしてゆく あなたは はじめ 自然のくれるエナジーを 受けいれて生きる この関係は 一生涯続く 生きてゆくことの 根となって この はじめの自分こそが 一生涯 自然とつながる自分なのだ 受けいれるーーー それは自分の 知と情のバランスをよくすることだ 感情は 求めずにいたいのに 知力は求めに求めて 感情を受けいれないーー そんな自分の片寄りを おぎなうことなんだ 天地自然が 万物を変化させている しかしその変化は、大いなる 繰り返しでもある ーー四季もそのひとつさ 天地自然でさえ 万物を変えるということは 変えないでいる あとがきに『本書にある言葉はすべて、私の心に浮かんだものです。頭で考えたものではない。 私はどこかから聞こえた声をキャッチしてノートに書き付けたーー いわゆる、チャネリングに近いものでしょうか。』 と、綴られています。達観と言えるし、詩人の命のほとばしりが言葉に表れているようです! 仏法の説く『生命論』に近いですね。 優れた知性と実感が高度な仏教に近づく事は、数々の偉人にもありますので、加島祥造さんの叡智に共感を覚えました(=゚ω゚=)
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魂の芯から訴えかけられるような渾身のメッセージ集。活〈動〉の多い社会において〈静〉の方向性からアプローチする。
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図書館で見つけて読んだ。 受け入れているようで、受け入れられていないものって結構あると思う。自分の今の状況だったり、容姿だったり…ちゃんと受け入れるって難しい。 筆者がいうように、一つ一つ受け入れずにどんどん物事が重なっていくと「消化不良」を起こす。 受け入れがたいことが多い...
図書館で見つけて読んだ。 受け入れているようで、受け入れられていないものって結構あると思う。自分の今の状況だったり、容姿だったり…ちゃんと受け入れるって難しい。 筆者がいうように、一つ一つ受け入れずにどんどん物事が重なっていくと「消化不良」を起こす。 受け入れがたいことが多いからこそ、何度も読みたくなる本。
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2012年初版。「求めない」を読み、こちらも読んでみました。1時間かければ、じっくり読めます。「求めない」と同様で枕元に置いて、就寝前や起床時に読むのに良い感じです。2冊を読んでみて、著者の人となりを知りたくてネットで調べました。豊かな商家に生まれ海外留学、大学短大で教鞭をとり、...
2012年初版。「求めない」を読み、こちらも読んでみました。1時間かければ、じっくり読めます。「求めない」と同様で枕元に置いて、就寝前や起床時に読むのに良い感じです。2冊を読んでみて、著者の人となりを知りたくてネットで調べました。豊かな商家に生まれ海外留学、大学短大で教鞭をとり、その後妻子をおいて、一人で田舎暮らし。若いお手伝いさん達に囲まれて、外国人の女性と交流を持ち、かなりモテた方だったようです。そんな方が「求めない」や「受けいれる」を書いていることに納得しました。きっと、多くのことを求めて、そして受け入れ難いことを経験して、さらに周りの方々にもそのような思いをさせて、その結果、この境地に達したいと考えられたのかと思えました。私も受け入れて求めない人生を送れたらと思います。
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加島氏の「求めない」が好きで、こちらも期待。 「受け入れる」具体的な方法、考え方が平易に書かれているので読みやすい。 人の心は四季と同じ様。 「求めない」の方が言葉のチョイスが優しくて癒される。
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自然の流れを受いれるのは 柔らかさにつながることだ 今、わたしは弱っています。心身共に。 決定的なダメージがあった訳ではないのですが、著者の加島祥造さんが「さいごに」に記されていたように、「表面上は、仕事もし、人と談笑したが、心はどこかに浮いたまま」なのです。 そんな時に何気...
自然の流れを受いれるのは 柔らかさにつながることだ 今、わたしは弱っています。心身共に。 決定的なダメージがあった訳ではないのですが、著者の加島祥造さんが「さいごに」に記されていたように、「表面上は、仕事もし、人と談笑したが、心はどこかに浮いたまま」なのです。 そんな時に何気なくこの本のどこでも好きなページを開くと何故かとても必要と思える言葉があって、文字通り受いれてくれたり、慰めてくれたり、励ましてくれました。 自分の心のダメな働き、それは外からの脅迫で「社会の自分」がつくったものだから、そのダメな自分を「はじめの自分」が受いれる。 よくわからなくても、よくわからないまま、自分なりに受いれて、やすらぐ。 挫けそうになる度に繰り返し繰り返し本を開く。 そして自分なりに何とか少しでも落ち着く。 必要なときに、必要な本を自分が選んでるのか、神様が出会わせてくれてるのかは分からないけれど、やはり読書は私にとって最良の友だと改めて思えました。
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社会的な自分の前に存在するはじめの自分に還ることが重要。 ちらっとしか書いてなかったがいまここを感じ過去未来にとらわれないことも必要。
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P20 たっぷり喜んで生きる人は 悲しみや怒りを 受いれる たっぷり生きる人は 死を受いれる 受いれない癖のついた人は 喜びも受いれなくなる ---------------- P60 そのままゆくことだ 谷の水も流れに したがってゆくことだ やがて 思いがけず 広い野に出るよ...
P20 たっぷり喜んで生きる人は 悲しみや怒りを 受いれる たっぷり生きる人は 死を受いれる 受いれない癖のついた人は 喜びも受いれなくなる ---------------- P60 そのままゆくことだ 谷の水も流れに したがってゆくことだ やがて 思いがけず 広い野に出るよ P69 人の中には ふたりの自分がいる 「はじめの自分」と 「次の自分」(社会の自分) P187 寂しさと恐れは 過去や未来にとらわれた 自分から来るのです。 自分をいまのまま受いれるとき 自分はいまの命を生きている。 はじめの自分につながっているのです P188 はじめの自分こそが 「受いれる」ことの ほんとうの意味を知る P188 いくら歳を重ねても 人は「はじめの自分」を 呼び起こすことで 命のエネルギーにつながる ---------------
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※このレビューにはネタバレを含みます
五郎太石でいればいいんだよねっ! 無理にいれると溢れるし 抑えつけると裂ける。 私の一升枡には 一升しか入りません。 ふと 羨ましくなって真似してみたり ふと 自身を無くして評価を求めてみたり ふと 不安になって比較嫉妬してみたり。 違う。 私には 私の役割があるんよね。きっと。 だから まずはそんな自分を 正面から受け入れて。 そこから 今の自分に出来る事を やっていこう。 今ある幸せ感じて感謝して これからの出会いや瞬間を 大切にしていこう。 きっとさ 私が『求めない』ことが やってきた時に あーだこーだともがくより 『受けいれる』ことが 最初の一歩かな?と。 そんなことを思いながら またまたこの本に救われる 朔日です。
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