ロスジェネの逆襲 の商品レビュー
「半沢直樹は私の理想の男性です」と宣言! 週刊誌で連載されていた時に毎週月曜日が楽しみでワクワクしてページをめくっていたことを思い出した。 今週発売されたその週刊誌に池井戸さんのインタビューが載っていて「みなさん、半沢のまねをしたらダメですよ」と。皆が言えないことを言うのが半沢な...
「半沢直樹は私の理想の男性です」と宣言! 週刊誌で連載されていた時に毎週月曜日が楽しみでワクワクしてページをめくっていたことを思い出した。 今週発売されたその週刊誌に池井戸さんのインタビューが載っていて「みなさん、半沢のまねをしたらダメですよ」と。皆が言えないことを言うのが半沢なんだ、とおっしゃってました。サラリーマンってカッコいい、とスーツフェチな私はますます思った作品。
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大企業に勤めていると、組織の論理で全てが決まることに違和感も抵抗も覚えなくなってしまうのだが、やっぱりそれじゃ駄目なのよね。きちんと筋は通さないと!って元気が出る本です。
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読了しました。 「バブル組」の三作目。 あいかわらず「やられたら倍返し」が最高! スカっとする作品。
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週刊ダイヤモンドに連載されていた経済小説。毎週次号が待ち遠しいくらいに面白い小説だった。この人の経済小説は途中までハラハラドキドキさせて、最後の最後まで結末が見えないサスペンスだ。
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相変わらず痛快な内容だった。半澤直樹が相変わらず格好良い。 大組織にいても自分を保ち、肩書きがなくても、人から尊敬されるそんな生き方もあるのではないか、そんな希望がある。こういう人がプロフェッショナルなのだと思う。 「大組織にいなくても、大銀行の看板がなくても輝き続ける人材こそが...
相変わらず痛快な内容だった。半澤直樹が相変わらず格好良い。 大組織にいても自分を保ち、肩書きがなくても、人から尊敬されるそんな生き方もあるのではないか、そんな希望がある。こういう人がプロフェッショナルなのだと思う。 「大組織にいなくても、大銀行の看板がなくても輝き続ける人材こそが、本当に優秀な人材」 元ネタとしては、やや古いが、十分楽しめた。 結末は違いますが。そのあたりは、今の鬱屈した社会情勢を汲んでくれている感じでしょうか。 元銀行員の著者ですが、本当にこんなに無能だったり、派閥争いむき出しだったりするんですかね。。。取っ付き易いように、かなり極端に描いていると思うのですが。。。
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星五つの理由。 半沢直樹という男が好きだから、 としか言いようがない。 再度ゆっくり読んで感想はそれから。
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池井戸潤をまた買ってしまった。しかもハードカバーで。しかしながら、すごく面白かった!昨夜深夜から読み始め、本日昼過ぎに読了。正直、止まらなかった。以前読んだ「オレたち花のバブル組」シリーズの続きのようなもの。今回は、少々時間の経った半沢たちバブル組と、我々世代の「ロスジェネ」世代を軸に、企業買収を中心に話が展開。業種もIT業界という、今っぽい話。なんとなくモデルが誰なのか見えるような気がする。 ま、いつものとおり勧善懲悪で読後感が良すぎるのだけれども、今回は我々のロスジェネ世代に焦点をあてているところが面白い。どうやら、私は最後のロスジェネ世代らしいのだが。(くくり的には。) 半沢が言う「どんな世代でも不満はあるし、できるやつもいればできないやつもいる。」「批判だけならだれでもできるが、どう変えていくかだ」的な話が、非常に印象的だった。 相変わらず、女性が活躍しないのが残念。。
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池井戸氏のいつもの筆致が冴える痛快スカッと小説。この人の物語の構造は一貫してサラリーマンが内向きの論理で権力を持ったものがある意味正義を踏みにじっていく状況に対し、軸を持った人間が戦い道を拓いていくというものであり、この1パターンさがすごくいい。但し戦う人間にはやはりビジネスマンとしての能力や努力が必要でありまた人間的魅力があるがゆえに彼らに 味方する支援者が現れたり、情報がもたらされたりして勝利していくということを忘れてはならないだろう。ところで池井戸氏の描く銀行はやはりフィクションであり、今回の物語でも取締役会での逆転劇があったが実際にはこのようなことは起こりえない。取締役会に上がる際は完璧なお膳立てができているからだ。銀行員はその点については抜かりがないのだ。もっともこれでは物語にならないのだけど。
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半沢シリーズ第三弾。面白過ぎて一気読みしてしまった。 肝の据わった仕事ぶりが、サラリーマンとしてめちゃ刺激される。自分もロスジェネ世代?なんやろうな、色々考えてしまった。 最後感動で震えてしまった。。今までのシリーズのギリギリした感じは少なかったが、一番面白かった!
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