チマチマ記 の商品レビュー

長野まゆみ【著】

2014/07/16

ネコのチマキ視点で描かれる宝来家の日常。
カガミさんと桜川くんが異性同士じゃ駄目なの？
とか思いましたが、この作者さんはそういう路線だったのかな？
まぁ、猫たちがかわいいから星３つで。
日常からこういうご飯な人たちってなんか別世界な感じがします。

2014/03/30

飼い主のマダムロコとはぐれてしまったあと、宝来家の小巻お母さんに拾われたネコのチマキとノリマキ。チマキ視点のちょっと複雑な宝来家の日常とは・・・
小巻さんの息子のカガミさんがすごい。作る料理の知識がすごいし、とても美味しそう(*^_^*)
ただ、カロリーとかの説明が・・・ちょっと読んでてグッタリするところもありました。

2013/11/17

吾輩は猫である、名前はまだない。

ではなくって、名前はチマキ。弟の名前はノリマキ。
なぜっておじいちゃん（人）の名前が太巻で、お母さん（人）の名前が
小巻だから。

猫の視線で宝来家の人々の日常を綴った物語。中心は食のレシピ。
さまざまな食材から料理法まで、本当に試してみるとどんな味になる
のだろう。

　半熟卵とクレソンの春サンドイッチ
　かぼちゃと豆乳のポタージュ
　イチジクのコンフィチュール
　もちあわ入りおはぎ

チマキとノリマキの仕草にも、猫好きならあるあると頷いてしまします。
廊下でおもちゃを追いかけて、止まれずお尻をドリフト。紙袋が空いて
たら、もちろん頭を突っ込みます。毛糸のおもちゃは原型をとどめずボ
ロボロです。今は亡き友人の彼（猫）を思い出します。

おいしそうなレシピと、愛らしい猫の表現でおなかがいっぱいになり
ました。ごちそうさまでした。

2013/09/04

宝来家に拾われた猫兄弟の兄チマキの目を通して語られる、宝来家の人々の「食」を通した日々。こんなにも丁寧に食の事を語られると自分の生活も丁寧に生きようと、つい思ってしまいます＾＾そして分かる人には分かる、分からない人は全く感付かない、そこはかとなく漂う微妙絶妙な腐臭はさすが長野作品なだけありますｗ。鏡君・トホルさんの事はこの様子だとニャンコ達を含め関係者一同暗黙の了解なのでしょうねｗ。ニャンコ達の来歴にもきれいに落ちがついてめでたし。

2013/08/25

猫のチマキが語る宝来家の毎日。
おいしそうな料理や、猫の軽妙な語り口など
好きなはずなんだけどなんだか入り込めず。

【図書館・初読・8/24読了】

2013/08/24

One of those yummy stories!
There are tons of cooking scenes and I guess you can actualy cook with the same recipe.
There are many debates on what to and how to eat, and this novel gives you certain idea of gaining health from eating.

2013/08/07

この本は大丈夫かと思ったのに、あーもう、やっぱり、男同士の恋愛が絡んできたよ。
初期長野まゆみ好きとしては、昔の「ちょっと親密過ぎる友情」くらいに留めておいてほしいんですが…。
物語云々よりも、設定が最初から「ＢＬ」ありきになってるようなところが気になるんだよ。
女性の登場人物が、例の二人とデキないように周到に配置されてるんだよねー。そのくせ普通の小説を装ってるから性質が悪い。
私は決して同性の恋愛物が嫌いなわけではないんだけど、どうもこの作品のご都合主義的な設定が好みではない。
出てくる食べ物が、栄養素を気にし過ぎで遊びが少ないところも、あんまり面白くなかった。
（人間化しない）猫に、人間と同じ料理を食べさせてるのも、個人的に何か変な感じ。

2013/08/02

作ってみたい料理がいくつもあった。どれも本当に美味しそう。
作中の料理はすべて、猫のチマキによって語られているけど……もう、人間並ですね(笑)
どんな舌してるんだ。私も食べたい！
チマキの弟、ノリマキがまた可愛くて。猫が飼いたくなりました。

でも、個人的にこのお話の(料理を抜きにした)一番の見所は、家族の団らんシーンよりもカガミさんと桜川さんのやり取りだと思っています。
最後のバレンタインのシーンでついニヤケが……。

続き、出てくれないかなぁ。
なんなら本当のレシピ本でも良いんだけど。

2013/07/15

美味しそうな料理が季節ごと並ぶ食事の描写。たくさんの人々に囲まれて生活する猫 お腹がぐーっと鳴る料理ばかりで作りたくなった。

2013/07/13

うーむ、視点は面白いのだけど、
長野まゆみのあの独特の雰囲気はあまり感じられなくてとても残念。

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