平家物語(文庫版) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
源氏物語読了の流れで、歴史物繋がりでKindle Unlimitedからダウンロード。 祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。 あ、これだったのかと。源氏物語は恋愛小説だったけれど平家物語は軍記物というジャンルらしく、確かにかなり毛色の違う作品。これはきっと文章では読まなかっただろうな、と思う。まんがで読破シリーズにはかなりそういう意味で文学作品への橋渡し、未知の(知っているようで知らない)教養へのとっかかりを作ってもらっている。 歴史の授業で聞いた名前や、戦いが多く出てくるので、もっと記憶がフレッシュな時に読んでいたら、平家の出世欲など登場人物にもっと理解が深まった気がするが、楽しんで読むことができた。 諸行無常というのが一貫している。歴史を習っているときにこれを平行して読んでいたら面白かったかもしれない。 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 娑羅双樹はナツツバキというらしく、ネットで初めてその花を見てみたのだけれど、まさに夏に咲く椿のような可愛らしい小ぶりの白い花。これがきっかけで花を初めて確認できたことも良かった。
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まんがで読破シリーズの中で一番おもしろく読み応えがあった。流れもわかりやすい。他の本などで平家物語ものはいくつか読んでるけど、元の本は読んだことないし、知らないエピソードがいくつかあって、知れてよかった。 ・俊寛たちが流された鬼界ヶ島は硫黄島らしい ・平重衡(清盛の五男)は奈良...
まんがで読破シリーズの中で一番おもしろく読み応えがあった。流れもわかりやすい。他の本などで平家物語ものはいくつか読んでるけど、元の本は読んだことないし、知らないエピソードがいくつかあって、知れてよかった。 ・俊寛たちが流された鬼界ヶ島は硫黄島らしい ・平重衡(清盛の五男)は奈良を攻めた時に民家に火をつけたが、予想以上に火が広がって東大寺も興福寺も燃えてしまった。死者3500 ・木曾義仲は天下を取れば天皇になれると思っていた。上皇と法皇の区別もつかなかった。 ・木曾義仲は頼朝が攻めてくるので、西国に逃げた平氏と手を組もうもしたが断られた ・那須与一は扇子を射った後、踊り出した平家の武士を射殺した 後白河はどの本で読んでも狡猾
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盛者必衰の理。それは栄華を誇った平家に留まらない。 保元の乱で天下を取った後白河院。摂関家の藤原氏。平家を都落ちさせ、一時大将軍に上り詰めた義仲。平家を滅ぼした義経。誰もが一時の絶頂を味わい、そして転落していく。残った頼朝もこの後すぐに将軍家が絶える。 果たして歴史の勝者は誰なの...
盛者必衰の理。それは栄華を誇った平家に留まらない。 保元の乱で天下を取った後白河院。摂関家の藤原氏。平家を都落ちさせ、一時大将軍に上り詰めた義仲。平家を滅ぼした義経。誰もが一時の絶頂を味わい、そして転落していく。残った頼朝もこの後すぐに将軍家が絶える。 果たして歴史の勝者は誰なのか。この物語を読んでもそれはわからないままである。勧善懲悪ではない諸行無常に満ちた軍記物語が語り掛けて来るのは全てがただ一時の夢となる人々の栄枯盛衰の流転。 何とも言えないもの悲しさだけが読了後に残った。
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平家物語をざっと。ざっとすぎて感情移入できないが、人間関係やことの流れはわかる。基本知識を短時間で得るためにはよいかと。 。
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まんがで読破を読破するシリーズ。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。学生の頃に古文の授業で読んだ記憶がある平家物語。冒頭の文章は暗記していた気が。あとはクライマックスの「さりとて良き敵か、今は自害せん」とかも覚えている。 このシリー...
まんがで読破を読破するシリーズ。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。学生の頃に古文の授業で読んだ記憶がある平家物語。冒頭の文章は暗記していた気が。あとはクライマックスの「さりとて良き敵か、今は自害せん」とかも覚えている。 このシリーズにしては珍しく、ちょっと太めにして、まさしく平家の歴史を端折らずにまとめたのかな。 がっつりとまんが日本の歴史を読んだ気分になりました。
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おすすめ度:90点 複雑なあらすじである平家物語をとてもわかり易く伝えてくれる好著。あれだけの栄華を誇った平家がまたたくまに衰退していく哀しさも伝わってくる。それぞれの人物の置かれた立場もうまく表現されており、また、それぞれの戦についても、どのような展開となったかが理解できる。...
おすすめ度:90点 複雑なあらすじである平家物語をとてもわかり易く伝えてくれる好著。あれだけの栄華を誇った平家がまたたくまに衰退していく哀しさも伝わってくる。それぞれの人物の置かれた立場もうまく表現されており、また、それぞれの戦についても、どのような展開となったかが理解できる。 願わくば、冒頭の「主な登場人物」をもっと細かい系図として、より多くの人物を掲載して欲しかった。登場人物が似たような名前で、かつ、血筋も複雑なので、何度も見返す必要があった。
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