カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩(都心の謎篇) の商品レビュー
監獄の話が印象に残っている。設計者がバタバタと若死にしているのなんか、ちょっとした都市伝説みたいな趣があってゾクゾクしてしまった。
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東京都心の戦前と戦後の変遷を、航空写真と古地図を駆使して訪ね歩く旅の本です。戦前に “宮城” と呼ばれていた皇居の空白地図の謎、黒船来航に対処するため品川沖の大砲の台場 “御台場”、幻の成田新幹線計画、火付盗賊改長谷川平蔵が開いた石川島人足寄場の後継 “石川島懲役署”、戦犯収容の...
東京都心の戦前と戦後の変遷を、航空写真と古地図を駆使して訪ね歩く旅の本です。戦前に “宮城” と呼ばれていた皇居の空白地図の謎、黒船来航に対処するため品川沖の大砲の台場 “御台場”、幻の成田新幹線計画、火付盗賊改長谷川平蔵が開いた石川島人足寄場の後継 “石川島懲役署”、戦犯収容の “巣鴨プリズン” → “東京拘置所” → “サンシャイン60” など、土地に纏わる歴史散歩を愉しめます。
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2013/1/26地図を手掛かりに過去の建物の変遷を追うという興味深い内容、写真も豊富で良かった。★4
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江戸城・皇居の絵図は不思議な空白だ。敵は違えど将軍・天皇を守るという意味で肯けるが、その全容を我々一般市民が見ることはできない。まさに地図+空中写真で愉しむしかないものだ。8章のうち3章が鉄道にまつわる話で良かった。価格が上がることを厭わずにカラー版とした出版姿勢に敬意を表したい...
江戸城・皇居の絵図は不思議な空白だ。敵は違えど将軍・天皇を守るという意味で肯けるが、その全容を我々一般市民が見ることはできない。まさに地図+空中写真で愉しむしかないものだ。8章のうち3章が鉄道にまつわる話で良かった。価格が上がることを厭わずにカラー版とした出版姿勢に敬意を表したい。
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東京歴史散歩の第2弾。相変わらず散歩感に乏しいのは残念。最初のものよりテーマ的に濃くマニアックになって、そこのところはいい。 読んで気づいたのだけど、おそらくこの著者、あまり地形には興味がないんじゃないだろうか。空から見下ろした2次元平面での変化に関しては多く言及しているのだけど...
東京歴史散歩の第2弾。相変わらず散歩感に乏しいのは残念。最初のものよりテーマ的に濃くマニアックになって、そこのところはいい。 読んで気づいたのだけど、おそらくこの著者、あまり地形には興味がないんじゃないだろうか。空から見下ろした2次元平面での変化に関しては多く言及しているのだけど、土地の高低といった視点は比較的希薄。これが散歩感の乏しさの原因になっている気がする。散歩というのは、前後左右の水平移動は当然として、それと同時に土地の高低も大きく影響するものだから、それがないのはやはり散歩っぽくない。 第3弾は地形篇だそうだが、そのあたりがどのように描かれるのだろうか。
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前作同様たのしめた。 東京が軍都であったのは、言われてみれば当たり前だが、こんなに戦争遺跡があるのには驚いた。 飛行場跡の章と鉄道関係の話題が面白かったかな。
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2章の「八つあった御台場」と3章の「海のなかを走る鉄道」がとても面白かった。何年か前に第三台場に行ったとき、海の中にこんな大きなものを作るなんて!と驚いたのを思い出す。そんなのがまだ他にもあったなんて!と改めて驚く。
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140503 中央図書館 羽田モノレールの開業当時の風景写真が、あまりにも今と違うのでおどろいた。あれからすでに50年か。東京オリンピックの頃、あのあたりはまだまだ戦後だったのか。
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この手のによくある地図+近代史エピソードでお茶を濁すとかじゃなくて、きっちり地図の話をしてる本。新旧の地図で地形を比較して、必要なら現地へ足を運んで考察しているのに好感。あとやっぱり地図はカラーだなあ。
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13.01.26読了。地図を手掛かりに過去の建物の変遷を追うという興味深い内容、写真も豊富で良かった。
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