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研究費が増やせるメディア活用術 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2012/12/22

研究の産学官連携をテーマに追い続けてきた日刊工業新聞論説委員による著書。メディア側の視点からみた研究現場と社会とのコミュニケーションのあり方が分かりやすい筆致で書かれている。取材の裏話なども豊富で、マスコミ志望者などにもおすすめ。 惜しむらくは、最後まで読まないと表題から研究者...

研究の産学官連携をテーマに追い続けてきた日刊工業新聞論説委員による著書。メディア側の視点からみた研究現場と社会とのコミュニケーションのあり方が分かりやすい筆致で書かれている。取材の裏話なども豊富で、マスコミ志望者などにもおすすめ。 惜しむらくは、最後まで読まないと表題から研究者が期待するような話が出てこないので、途中まで読んでこんなはずではと思う読者が少なからずいるのではと思われる点。 取材を受ける立場からすると、マスコミの取材対象に対するとらえ方が率直に描かれていて参考になる。

Posted byブクログ

2012/08/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

書名と内容がマッチしていない、広報の参考にと手に取ると期待を裏切られるだろう。 メディア活用術的な部分は、前半のみ。 途中から、産学官連携の現状を著者である新聞記者の眼から語った内容となっている。 全般的に記者側の視点で書かれており、メディア活用術というより、メディアを活用したいなら、ちゃんと勉強してきてね的な印象を受けてしまう。 具体的事例の元、メディア毎の特性など参考になる部分はある。 本書から新聞記者の行動原則を読み取り、自分なりの対応方法を考えるのには役立ちそう。

Posted byブクログ

2013/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

研究費がつかないとお悩みの方には,とても助かる本だ。 課題は,研究費がつかないことではなく,研究の提案書,報告書に無駄な作業をさせられることだということに気が付いてもらえるだろうか。 研究費がつくために提出する書類にいかに無駄が多いか。研究費で実施した研究の報告書にいかに無駄が多いか。研究費を管理運営している事務部門にいかに無駄が多いか。研究に必要な機材の仕様を理論,特許,規格についてどれくらい記述していないか。 メディアが取り上げるとよい事項がなかなか記載できないのは残念。

Posted byブクログ