イヤな予感ほどよく当たる の商品レビュー

藤井建司【著】

2015/11/11

これは...ミステリでいいのかな？（^ ^;
シチュエーション的にはハードボイルド的な。
大藪春彦とか、西村寿行みたいな（^ ^

でも、割と「ユーモアタッチ」で書かれているし、
最初は事件の全貌が分からなくて、
徐々に真相が明かされていく部分はミステリ的で。

人間関係が、ちょっとアッサリし過ぎかな。
でも例の「オタクのバイト」に関しては、
それが逆にリアルだったりして（^ ^;

チビ太が貸してくれたのですが、
面白くてあっという間に読み終わりました（^ ^

2013/05/21

前科のある便利屋がほのぼのと平穏に暮らしていたところへ脅迫電話。
昔の友人が殺された事件の容疑者にされ、逃げながら真相を追う。

・・・まぁ、よくある系のエンタメ小説ではあるんだけど、この容疑者はイケメンらしいし、女格闘家とかア二ヲタとか愉快なメンツなもんで楽しく読めました。

週刊新潮のライター上がりの作者さんだそうで、裏の世界には ちと詳しいらしい。

2012/12/02

これは、映像化すべき作品。

非常によくまとまってるし、展開も申し分ない。

ミステリですが、謎解きが主眼と言うよりも、不意の殺人犯に仕立て上がられた主人公が逃げる、先日見た、『ゴールデン・スランバー』のような話。

事象を一つずつ丁寧に描写しているので、全体的に飽きる部分がないので、きっとどなたでも楽しめます。

TVの2時間ドラマで作った方がいいとは思うけど、キャスティング考えてみたら、芸能人あんまり知らなかったので、誰か考えてみてください。

いやこれ、きっと楽しいから。

2012/09/09

サクラ便利屋サービスは「法律に触れなければなんでもします」がウリ。なのに、今回の依頼は…殺人!謎の依頼主が標的として告げた人物は、経営者・佐倉の過去に関係が…。その人物が死体となって発見され、現場で目撃されていた佐倉は容疑者として追われる身に。警察、ヤクザ、女格闘家集団、街の不良、ヲタクの妨害を乗り越え、佐倉は真犯人を見つけ、無実を証明できるのか? ・・・紹介文より

犯人はあなたなのね・・・。
途中、想像できたけどね。

2012/07/31

帯に書いてあるとおり「テンポの良いノンストップ・サスペンス」である。
事態は二転三転し息つく暇もない。
どうなってしまうんだと、ハラハラドキドキしながら読み進めることになる。
Twitterの使い方がうまいな、と思った。
あの軽さ。浅い思考と短絡的な行動ぶりは、現実世界そのままだから。
「岩田」シリーズとも「ショートホープ・ヴィレッジ」とも違う、原色系のエンターテイメントだと思う。
面白かったです。