アッバース大王 の商品レビュー
初めて英語で書かれたアッバース大王の伝記どのこと。著者はジャーナリストで、同時代人の手記などを参考にアッバースの出自、功罪などを描いている。 イランの歴史は長くて全貌を掴むことは難しい。本書は現代イランとの繋がりを感じられる歴史のハイライトを身近に感じられる点が良かった。 アッバ...
初めて英語で書かれたアッバース大王の伝記どのこと。著者はジャーナリストで、同時代人の手記などを参考にアッバースの出自、功罪などを描いている。 イランの歴史は長くて全貌を掴むことは難しい。本書は現代イランとの繋がりを感じられる歴史のハイライトを身近に感じられる点が良かった。 アッバースが作り上げ、『世界の半分』と言われたイスファハンの様子などもイメージでき、楽しかった。
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名前はよく出るけど伝記ははじめて。多面性のある性格(…多分に専制君主的きまぐれも含む)は読んでいて面白かった。後の章にあるイスファハンの描写も興味深い。 それにしても、17世紀ともなるとこの地域の歴史でもヨーロッパの影が濃くなるなあ。まあ訪れたヨーロッパ人が記録を残しているか...
名前はよく出るけど伝記ははじめて。多面性のある性格(…多分に専制君主的きまぐれも含む)は読んでいて面白かった。後の章にあるイスファハンの描写も興味深い。 それにしても、17世紀ともなるとこの地域の歴史でもヨーロッパの影が濃くなるなあ。まあ訪れたヨーロッパ人が記録を残しているからこそ、上のような性格も窺えるわけだけど。
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