ケラリーノ・サンドロヴィッチ の商品レビュー
去年の年末再演した「消失」を観たので読んでみた。「消失」は、ケラ作品ではなかなかにシリアスなものですが、それもまた良い。読みながら舞台での役者さんたちの動きを思い出して懐かしくなりました。話自体はすごく重くても会話なんかには面白いところもあるからか、ずっしりするだけじゃない話。終...
去年の年末再演した「消失」を観たので読んでみた。「消失」は、ケラ作品ではなかなかにシリアスなものですが、それもまた良い。読みながら舞台での役者さんたちの動きを思い出して懐かしくなりました。話自体はすごく重くても会話なんかには面白いところもあるからか、ずっしりするだけじゃない話。終盤に向かっていくにつれてなんとなくドキドキします。「神様とその他の変種」は、舞台は観ていなくても読むだけでも面白かった。不思議なやりとりと不思議なあらすじがとても良かった。
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冬の公演に向けて図書館より拝借。登場人物が少なくて安心。その分濃密なやりとりに期待。しかし在住区に所蔵がなく今となってはあまり行かなくなった区の図書館でわざわざ借りたため、さあ、いつどのタイミングで返しに行くかなぁ。
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「消失」は学生演劇で見たことあり。 今考えたらスタンリーとかえみりあという名前が多い世界観で「ドーネン」さんの息子が「安二郎」ってどんなだ。 大学図書館912.6 SA62
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「消失」のほうは舞台を観に行ったため、頭の中にシーンがありありと目に浮かぶ。 ケラさんの転がるように笑える悲劇は、戯曲として読むよりも舞台で観るほうがよりリアリティを持つ。 とはいえ読み物としても充分に面白い。
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