本当にわかる現代思想 の商品レビュー

岡本裕一朗【著】

2023/10/10

■細目次
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2017/12/25

再読。現代思想家50人ほどに対し、見開き2ページ程度で解説していくスタイル。筆者も言う通り「アクロバット」ではあるが、全くの誤りが書かれているということも無いと信じ、現代思想の大まかな枠組みを理解する為に利用。

マルクス、ニーチェ、フロイト、ウェーバー、ソシュール、ハイデガー、ウィトゲンシュタインを現代思想の開拓者とし、構造主義･ポスト構造主義などからなるフランス現代思想、フランクフルト学派を中心としたドイツ現代思想の解説。哲学と密接な関係を築くようになった社会学、ロールズの正義論を端として始まったリベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムの議論、それに加えて今注目される幾人かの思想家についての解説。

2016/04/04

読みやすい本である。内容も難しいくない。なんとなく分かった気分にはしてくれる。でも、本当にわかったかというと心もとない。

2013/11/24

ざっと現代思想家の名前と思想内容が見開き4ページで次々と紹介されている本。
「こんな人がいたんだなぁ」と思えれば読んだ甲斐があると思う。

2013/08/29

あまり集中して読み切ることができなかった。言葉選びは平易かもしれないが、どうしても「なぜそう話が繋がる?」と首を捻らざるを得ない箇所も多くあった。単に自分の前提知識不足なのか、音楽といい思想といい『現代』と名のつくものの難解さたるや。。

2013/02/22

社会のあるべき姿を考察し、モデル化して言葉に表すことができる。
やっぱ学者の皆さんはすごいと思う。

2013/02/04

2013.02.04　現代思想を読み解いていくための入口を提供してもらったという実感。現代思想の開拓者、フランスの思想家、ドイツの思想家、社会学の思想家、正義の思想家、その他注目の思想家という流れで、注目すべき思想家が紹介されており、とても参考になる。

2013/01/03

わかりやすく現代思想がまとめられている。

思想系が苦手な私でも容易にわかりやすく、興味を持てる思想家をみつけることもできた。

オススメ。

2013/06/29

現代思想家の名前は聞いたことがあるが、その関係性や主だった主張をまとめて理解するにはおすすめ。

1人の思想を図解も含めて4ページにまとめており、１章（１派として）７人分とりあつかっている。６章構成で７×６＝４２名を扱っている。章ごとに、現代思想の開拓者、フランスの現代思想、ドイツ現代思想（フランクフルト学派）、社会学の思想、正義の思想、この思想家を見よ（現代思想）　の６章である。

現代思想の航路図を手に入れたいならば、この本から始めてみるとよいと思う。ただし、あくまで全体像をつかむだけで、主張を理解するためには別な本を当たるべきだと思う。

2012/09/15

久々に勉強っぽい本を読んだなぁ。
学生時代に学んだことがおもいだされておもしろい。テキスト論は現代思想だったのかなぁ。ドイツ思想はぜんぜん学んでなかったんだな。
イントロダクションがしっかりしてる。故にわかりやすい。「近代」に対する説明が薄いのには注意。
道しるべとなる知識をつけるにはよいけど、それだけ。ってことにはしっかり留意したいところ。スタートの入門書。
なーんつって、内容は理解し切れてないけどな。