タマゾン川 の商品レビュー
市立図書館の子供用本のコーナーにディスプレイされていて、手にとった。 多摩川の歴史を見続けてきた方ならではの説得力がある。 ホントに綺麗な川になった反面、外来魚、水温上昇など、新たな問題に直面しているそう。 好きの反対は無関心、との言葉が印象的。流域の住民として、関心を持ち続け...
市立図書館の子供用本のコーナーにディスプレイされていて、手にとった。 多摩川の歴史を見続けてきた方ならではの説得力がある。 ホントに綺麗な川になった反面、外来魚、水温上昇など、新たな問題に直面しているそう。 好きの反対は無関心、との言葉が印象的。流域の住民として、関心を持ち続けることが大事なんだね。 できれば、漢字に皆ルビを振って欲しいです。
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多摩川の復活とこれからの課題についての、小学生向きの本。 昔は筆者と同じように近所の湖で遊んだりして、魚にも興味があるので、水質環境には関心がある。 いまや多摩川は最後の清流と言われる四万十川なみの水のきれいさで、アユが1年に100万匹も上り、生息する魚は250種類を超えると...
多摩川の復活とこれからの課題についての、小学生向きの本。 昔は筆者と同じように近所の湖で遊んだりして、魚にも興味があるので、水質環境には関心がある。 いまや多摩川は最後の清流と言われる四万十川なみの水のきれいさで、アユが1年に100万匹も上り、生息する魚は250種類を超えるという。死の川だった多摩川を復活させたのは下水の普及と多数の下水処理施設で、現在の多摩川の水は8割が下水処理水だという。 とはいえ、外来魚の問題やさらに国内外来魚と言われる多摩川産とは異なる遺伝子を持った同種の魚が混交するという問題もある。 個人的には、下水処理説には相当の税金を取られてもいい。
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環境について。多摩川の水温が上がり、外来魚の繁殖から、アマゾン川とをかけてのタイトル。なぜ、このようになったのか、そして改善策をさぐる。著者はおさかなポストを設置したことで有名。おさかなポストの運営についても詳しく語られている。厚みはあるが、興味がある子なら中学年から読めるだろう...
環境について。多摩川の水温が上がり、外来魚の繁殖から、アマゾン川とをかけてのタイトル。なぜ、このようになったのか、そして改善策をさぐる。著者はおさかなポストを設置したことで有名。おさかなポストの運営についても詳しく語られている。厚みはあるが、興味がある子なら中学年から読めるだろう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルから想像できる、多摩川の外来魚や「おさかなポスト」の話にとどまらずに、多摩川と下水処理場の関係まで話が広がります。下水処理場の生態系への影響は想像以上。それから、筆者の山崎さんの本職は自然環境調査というのも知りました。「漁協のおじさん」としか思っていなかった。 子供向けの本なので、小一時間で読みきりました。
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