赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼 の商品レビュー
著者の赤瀬川原平さんは画家でありながら芥川賞受賞作家という異色の経歴の持ち主です。そんな著者が語るフェルメール評が今作となります。 この本の中で一番印象に残った絵画紹介は何と言っても『デルフトの眺望』です。私がフェルメールにはまるきっかけとなったのがこの絵なのですが、なんと、赤...
著者の赤瀬川原平さんは画家でありながら芥川賞受賞作家という異色の経歴の持ち主です。そんな著者が語るフェルメール評が今作となります。 この本の中で一番印象に残った絵画紹介は何と言っても『デルフトの眺望』です。私がフェルメールにはまるきっかけとなったのがこの絵なのですが、なんと、赤瀬川さんもこの絵がフェルメールとの最初の出会いだったそうです。
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フェルメールは生涯で36枚のみ作品を残した!この本はすべての作品を解説している。彼の絵の素晴らしさは、レンズを通したような光と影、左側にある窓から注ぐ光、登場人物の視線の交叉する緊張感、多く登場する手紙が物語り聞こえてくるようなストーリーなどという解説が凄く分かります。そして数少...
フェルメールは生涯で36枚のみ作品を残した!この本はすべての作品を解説している。彼の絵の素晴らしさは、レンズを通したような光と影、左側にある窓から注ぐ光、登場人物の視線の交叉する緊張感、多く登場する手紙が物語り聞こえてくるようなストーリーなどという解説が凄く分かります。そして数少ない風景画「デルフトの眺望」に登場する2人の人物のアクセントが素晴らしい!「真珠の首飾りの少女」以外にも見所がたくさんありそうです。一方、失敗作としか思えないようなものの評は厳しいです。確かにそう思えます。
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絵画は全く知識がなく、図書館で目についたから読んでみた。 解説は簡単に作者の感想みたいなものだと感じた。入門としては読みやすくてよかった。
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