うみのどうぶつとしょかんせん の商品レビュー

菊池俊【作】,こばようこ【絵】

2024/07/13

島の真ん中に図書館があるため、浜辺に住む動物たちからは、もう一つ図書館を作って欲しい！と声があがる。
だけど、どの浜に作るかが問題。
そこで、島を周遊する船の図書館を作ることになった。

すっとんぱん！のフレーズと共に、木を組み作り上げていく様が、リズミカルで楽しい。
いがみ合うことなく、知恵で解決していく様が印象的だった。

2016/06/02

「としょかんせん」とは「図書館船」ということだったんですね。

移動図書館の船バージョンという発想が素晴らしいです。

どこに図書館を建設するかでもめていた島の動物も納得です。

図書館船もですがクジラも読める大きな紙芝居を作れるサルさんの凄腕すぎです。（笑）

こんなのが本当にあったら楽しいだろうな。

2013/08/18

海辺に暮らす動物のために、図書館の船を作るという話。
筋が分かりやすくて、絵もほのぼのした感じで面白く読みました。

2013/07/28

・シンプルなストーリーで遠目もきく。
・紙芝居で「おおきなかぶ」が出てくる。一年生に読みたい。
・パノラマページは広げる時に持ち方の工夫がいる。

2013/05/23

[墨田区図書館]

4歳の息子は"としょかんせん"が何かよくわからなかったみたいだけど、表紙の絵からなんとなーく理解させつつ、読み始めた。
そしてとらの村長さんが迷ったところで、息子に問題。「君なら、図書館、どこに建てる？」

最初の答えは、「自分のところ」。う～ん、やっぱりそうきたか。自分のことしか考えていないわけね(笑)。

ヒントとして表紙を見せて半ば答えを教えてから先に進んで、新しい図書館が出来てから田舎の移動図書館(いわば図書館車)を思い出させると…「あ！」というひらめいた顔。

こういう時、子供の思考？がすこーし理解できる。やっぱり、「図書館船」がわかったつもりでも、実感としてわかってなかったんだな～。そしてやっぱり実体験ってすごい！うまく説明できないけど、きっと実際に知っている類似の図書館車を思い出したことで、「わかったつもり」のものが本当に「分かった」んだろうな。

最後は唯一のしかけ？ページである、くじらさんにも観える紙芝居のご披露で、楽しく読み終わりました。

2012/12/27

絵がかわいくてとっても好きな絵本。
斐川の図書館で見つけて表紙の題名と絵で
すぐ手に取りました。

本が大好きな動物の村に、新しい図書館を建てるのだけれど・・・。
ここに建てて！こっちに建てて！大揉めに。
そこで猿の大工さんがちゃちゃっと船の図書館を作っちゃった。

図書館に遊びに来た子どもたちに読み聞かせすると
途中にちょっとしたしかけがあってたのしいかも。

2012/10/25

島の真ん中にあって沿岸の住人が使いづらい図書館

図書館船をつくる

くじらのために巨大な紙芝居船をつくる

2012/09/11

島に新しく図書館をつくることに。でもどこにつくるかでどうぶつたちは喧嘩になりそうです。それを聞いたサルさんは・・・・

海の上の図書館！？でもこんな図書館あったらいいなという夢のある絵本です。見開きのページがあるので壮大感を感じることもできます。
友達みんなを誘って図書館にいってみたくなることでしょう。

2012/08/17

図書館が舞台の絵本は読んだことがあるけど、海の上というのはちょっと新しい。
しかも船の図書館を作ってしまうというアイディアの素晴らさである。
横長の装丁をうまく生かした絵の構図も大胆でよいし、仕掛けの折込ページを開いた時は感動すら覚える。

2012/08/03

としょかんバスなら しってるけど、としょかんせんってなにかな？
サルさんたちが はりきって つくったのは…。
島が小さくて、図書館船の必要性がよくわからないなあ。楽しそうな動物たちの表情はいいんですが。