教え方の鉄則 の商品レビュー
人に何かを教えることは本当に難しいものです。 年齢的にも、どちらかと言えば、 教える立場になることが多く、 年下だけでなく時には年上にも教えなければならないときもあります。 年齢層も違えば、育ってきた環境も違う。 こればかりは十人十色で マニュアル通りにはいかないものです。 ...
人に何かを教えることは本当に難しいものです。 年齢的にも、どちらかと言えば、 教える立場になることが多く、 年下だけでなく時には年上にも教えなければならないときもあります。 年齢層も違えば、育ってきた環境も違う。 こればかりは十人十色で マニュアル通りにはいかないものです。 常に悩みながら、その人にあったベストな対応を探るしかない。 それはわかっているのだけど、 ただ、自身も万全ではないので、 時に苛立ち、途方にくれ、 すがれるような指標となるものがほしいときがある。 そんな時に出会ったのが、この本。 わかりやすく、実践しやすい例が多く、 なにより自分が陥っていたところに、気づかせてもらえたのがよかった。 読みやすいので、疲れている時でも、仕事の合間などの隙間時間にサクッと読めるのもいいですね。 使えそうなところだけ参考にして、 ここに自分流を加えるのもいいかもですね。
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本に登場する部下は一緒に働きたくないビジネスマン像ばっかでした。 でも、上司になるとはそういうことなのだろうかと考えさせられる一冊でした。 教え方の方法論としては、教える具体的な内容の前に、伝え方や扱い方といったのが主体の本でした。 自分では無く相手にベクトルを向けて叱...
本に登場する部下は一緒に働きたくないビジネスマン像ばっかでした。 でも、上司になるとはそういうことなのだろうかと考えさせられる一冊でした。 教え方の方法論としては、教える具体的な内容の前に、伝え方や扱い方といったのが主体の本でした。 自分では無く相手にベクトルを向けて叱ることが大切とありました。 モチベーションが下がる本でしたが、上司になるという現実を感じる本でもありました。
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部下が育てば、確かに上司が得する。感情的になってもいけない。部下にたいしてはギブギブギブ。与え続けることが大事なのだ。
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読みやすいと思います。 ただ、内容に目新しさは感じませんので、同じテーマの本を読んでいるのであれば、あえて本書を手に取る必要はないかもしれません。
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サブタイトルは、部下が育てば上司が得する。分身を育てることが効率的に仕事を進めるための近道とのこと。まさに、自分がいつも思っていることではあるが、なかなか部下が育たないのが現実。もう少し我慢して待ってみることが必要だと最近あらためて気付いた。この本で一貫して出てくるキーワードは、「注意されるのが好きな人はいない。」だ。つまり、注意だけしても育たないのでほめることを忘れず、ほめた後「バット」ではなく「アンド」で気づきを与えようというところは参考になった。さて、どのように身に付けていこうか。。。
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部下を育て、自分の時間を作ることで、さらなる成長やビジネスの結果を得ることができる。子育てにも活かして幸せになることができそう。 ■出来る人は教える重要性を理解 →自分の分身を作ることで時間を作る →自分しかできない仕事に集中できる ■教えのDNAの連鎖 →組織の活性化 ■ノウハウはすべて教えること →自分の人生の棚卸 →マネされるのはたいしたノウハウではない →「わかる」と「できる」は違う ■他人と比べるのではなく、過去の自身と比較する ■教える時は相手を勝たせる →部下が勝っている点を探す →全否定せず受容することが大事 ■部下が質問に来たら、その行動を誉める →考えてから来る人は質問が具体的 →「私はこう思うのですが、どうでしょうか?」 ■「だから言ったろう」はダメ →過去を掘り返しても何も生まれない。部下のストレスだけ。 →現在、未来の状況を冷静にみること ■一度に教えるポイントは3つが限度 →それ以上は入らない →テーマを決めて3つに細分化する →注意をするときは1つずつ ■実際にやらせてみて相手のレベルを測る →知っていること、知らないことを把握し、知っていることは教えない ■やる気のない部下への対処 →やらないときのデメリットを伝える →やり出したらやることのメリットを伝える ■言い訳をする部下への対処 1.会社のルールは絶対である 2.言い訳の矛盾を説明する ■自信過剰な部下への対処 →あえてやらせてみる →うまくいけばそれでよし →失敗したら、人の話を聞くようになる ■年上や同期の部下への対処 →相手はベテラン、相談に乗ってもらったり、頼りにする ■指示通りにしか動かない部下への対処 →失敗のリスクを取り除いてあげる(上司の責任) ■モチベーションアップ →過去の成功体験を聞く →そのあと小さな目標をたててクリアしていく →自信につながる ■教え上手・ヘタ →教え上手な人は「あるもの」にフォーカスする →教えヘタな人は「ないもの」にフォーカスする ■今の若者へは「会社のため」ではなく、「君のため」と伝える
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