浜村渚の計算ノート(3さつめ) の商品レビュー
数学が教育から排除された日本で起きたテロリスト、 「黒い三角定規」の数学と対峙するために警察に協力する、 中学生「浜村渚」の物語の第3弾。 かつて北海道函館にて数学エリート教育所として存在した、「斐三郎進学会」 の卒業生が、黒い三角定規の一員となりテロを画策しているという情報が...
数学が教育から排除された日本で起きたテロリスト、 「黒い三角定規」の数学と対峙するために警察に協力する、 中学生「浜村渚」の物語の第3弾。 かつて北海道函館にて数学エリート教育所として存在した、「斐三郎進学会」 の卒業生が、黒い三角定規の一員となりテロを画策しているという情報が入り、 解決のために、武藤刑事と共に浜村渚は函館に向かう。 1弾からずっと数学がらみで、結構難しい問題が次々と登場するも、 教育で数学がなくなったり、 あまり数学が得意じゃない警察だったりで、浜村渚がいいように扱われ ている節がある。数学が得意な人は数学を楽しみ、苦手な人は、 文学として数学は傍観して楽しめるので、数学ミステリーではあるが、 そこまで気張って読むこともない。 今作に登場するとある牛柄を好むキャラが、こち亀に出てくる、 特殊刑事の1人に見えて、オマージュなのかと思えてくる。 少し違うのは、横柄な態度をとらないやさしさがあった(笑)。 解説で、当時東大大学院生でタレントの木村美紀さんが、 解説で登場する数学の問題を解説してくれてるので、作中で 解らなくても、少しは理解できるようになるかも?知れない。
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三角関数「sin、cos、tan」を、恋の関係性で表現しているところが、なるほどと思った。東大タレントの木村美紀さんの解説が深く、ややついていけない。 「ただしnは、俺と雪子が過ごす年月を表す、整数とする」確かに解説の通り良かった。 少し難しくなっているかな? 大分流して読んだ。
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2冊目は?だったが 今作で取り返してくれた 登場人物も増えて、今後が更に楽しみ 木村さんの解説も、問題の解説も含めて素晴らしい
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本の世界にどっぷり浸れる良書です。適度に砕けて刺戟的、好奇心も満たされ、とてもバランスのよい本だと思います。息抜き、気分転換にもってこいですね。
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今までより少し内容が難しかったけどイラストがあったり恋心に例えたり、中高生の時に読んでたらもっと共感できて面白く読めたんじゃないかなと。惜しい...
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内容がよく出来ていて面白く、本当に中2?と言うくらいに数学が出来難事件を解決していくのは、とても読んでいる人を引き込むような面白さであった
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正確に書くと星3.9。 このシリーズを読むと数学を勉強したくなる。 数学はあんまり日常の役には立たないというイメージがあるが、この話の中では役に立つので、読んでいて面白い。
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読むたびに、学生時代に数学の楽しさに出会えていれば、なんてことを思う。あんなに嫌いだったはずの数学がやってみてもいいかも?と思えるだけでと価値があると思う。
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「クレタ島・嘘つき迷宮」 ギリシャで解かれた問。 これだけ知識を使い作られたものだと、本当に数学が好きな者以外は突破できないのでは。 悪人の様に振舞っていたが、口調や時折見せる雰囲気は数学が好きな優しい教員みないだな。 「アイシテルの正弦」 三角関数に隠された愛。 恋愛に生きる...
「クレタ島・嘘つき迷宮」 ギリシャで解かれた問。 これだけ知識を使い作られたものだと、本当に数学が好きな者以外は突破できないのでは。 悪人の様に振舞っていたが、口調や時折見せる雰囲気は数学が好きな優しい教員みないだな。 「アイシテルの正弦」 三角関数に隠された愛。 恋愛に生きるのは個人の勝手だが、これだけ私生活に支障をきたすレベルは良くないだろ。 本人は全く関係なくとも親族に犯罪者がいたら、誰だって消極的になってしまいそうだよな。 「「プラトン立体城」殺人事件」 正四面体の中で起きた。 結論から言うと数学的に考えた答えは出るが、誰がやったのかを考えるのは難しそうだな。 会話をしっかり聞けば不自然な事に気付いただろうが、職業を当てれたのは何故なのだろう。 「武田斐三郎の街で」 悪夢が再び起きぬよう。 同じ意思を持った一枚岩の組織なのかと思えば、尊敬する者を各々が真似しているのでは。 これまでも逃げおおせてきたのだから、そんな簡単に捕まる様な行動はとるはずないだろう。
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買った。渚ちゃんの好きな人気になるな 図書館で一回読んだときに流し読みした三角関数が分かって楽しかった!!!
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