太閤暗殺 の商品レビュー

岡田秀文【著】

2024/06/04

　石川五右衛門が豊臣秀吉の暗殺をたくらむという、安土桃山時代を舞台にした物語。もちろん大いにフィクションだが、きちんと歴史の土台はしっかりとしているし、構成も十分に練られている。読み応えのある歴史ミステリー小説だった。

2022/02/28

秀吉の甥である関白・豊臣秀次、彼に仕える木村常陸介、前田玄以や石川五右衛門らが登場する。実際に起きた秀次事件をベースに、その史実の裏に隠された物語（フィクション）。
五右衛門の部下が牢獄を何故脱出できたのか、など様々な違和感が物語終盤、明らかになる。
なんとなく予想はついたものの、その鮮やかな展開に十分楽しめた。

2021/08/01

テンポが良い！読みやすい小説だった。最後まで読み応えがあって良かった！流れの良さが好きな小説だったし、史実に基づいたフィクションミステリーっていうのが面白い。この設定を受け入れられる人と受け入れられない人で楽しめるか楽しめないかが大きく分かれるんだろうなと思う作品。歴史に詳しくなくても楽しめました！

2020/10/18

石川五右衛門の秀吉暗殺ネタとしては、やや暴力描写強めでしたね。
それでも途中までは、よくあるパターンとして読んでいたんですけど、最後に背負い投げを食らった感じ。
好印象ではあるものの、もうちょっと短くても良かったかなぁ。

2020/03/24

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2004/03/post_25.html

2019/02/24

大胆な設定と謎解き要素も兼ね備えた読み応えのある時代小説だ。最後のどんでん返しは禁じ手のような気がしないでもないが、まあ面白く読めたので良しとしよう。

2018/02/11

なるほど面白い。多少詰め込み過ぎな感もあるが、しっかりとしたテンポのミステリーに仕上がってる。他の作品も読んで見よっかな。

2015/08/01

太閤秀吉を石川五右衛門が暗殺する話。騙し合い馬鹿し合い、二転三転する荒唐無稽なお話。ラストのどんでん返しまでしっかり楽しめた。

2014/03/21

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作ということで期待して読み始めたが、流石受賞作だけあって面白かった。
歴史の裏側が興味深く描かれ、トリックもお見事でした。最後のどんでん返しも・・・。やられた！

2014/01/04

ある意味サスペンスかな、と思う
タイトル通り太閤暗殺。
豊臣秀吉の命を狙う石川五右衛門の話なんだけど
おすすめ文庫王・時代小説部門1位になったそうで。
いやぁーしかしながら
秀吉の甥、秀次の変わりようといったら…
まぁ最後の最後でどんでん返しがあったので
ラストまで読み進めると、あぁなるほどな！という感じ。
普通に面白いです。